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パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

多くのレバノン人が住むパリ。このパリで美味しいレバノン料理お惣菜屋をご紹介!一度試したらはまってしまい何度も通いたくなるお店。美味しいだけではなく値段もお手頃なのもありがたい。お惣菜があまりないパリでありがたい存在です。

フランスと密接な関係のある国レバノン。パリにはかなり多くのレバノン人、レバノン系フランス人が住んでおり、考えればこの20年以上のパリでの生活でかなり多くのレバノン人、又はレバノン系フランス人に出会ってきました。その多くはやはりファッション業界を通して。そう、レバノン人は非常にファッション、と言っても派手で煌びやか、ゴージャスなファッションが好きな人種なのです。

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

英語とフランス語に堪能でビジネスにも非常に秀でており、そんな彼等を見て、なぜレバノンという国は世界で存在の薄い国なのか?とある時期疑問を持ち、レバノン人の親友がいるフランス人の友達に聞くと、優秀なレバノン人は皆母国を去り、欧米に移住するからだよ、と。なる程、と納得。

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

さてそんなレバノン人を知らずと数ヶ月前の2月に雇っていた自分。フランス人だけど、名前が生粋のフランス人(何てパリじゃほぼいなさそうだけれど)ではなさそうで、ただ履歴書、面接で印象が良かったから雇った訳で、そんな彼女から半分レバノン人だとその後言われました。

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

必然的に自分にとってはちょっと興味をそそられるレバノンの話を時々するようになり、ある日用事がありパリ15区シシャル ル ミッシェル(Charles Michels)付近を歩いていた時、急にこのすぐ近くにあるレバノンお惣菜屋の存在を思い出し初立ち寄ってみました。その名はLes délices d’orient。この日から、2週間毎に同惣菜屋に立ち寄る様に。

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

毎回買うのはテイクアウトのお惣菜。

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

こちら定番前菜ミックス(メゼmezeと呼ばれます)。ひよこ豆のペースト、ゴマペースト、ニンニク、レモン、オリーブオイルから作られるフムス(ḥummuṣ)に、イタリアンパセリ、トマト、ドライミント、タブレ、玉ねぎ、レモン果汁のシンプルレバノンサラダ、そしてにんにく、レモン果汁が混ざる焼き茄子のペーストであるムタッバル(Mutabal) 。これで6ユーロ弱と物価が高過ぎるパリではお手頃な価格。丁度三人分くらいです。

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

これらを平たいピタパンにつけて食べるともう最高!前菜として、又はビールや白ワインのつまみにも合います。

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サンブーセック(Sambousek)

これにチーズ、牛挽肉、ほうれん草をそれぞれ皮で包んで焼いた餃子型のサンブーセック(Sambousek)を付け足せば、もうすぐにお腹いっぱい(笑)。これ一個でも結構ボリュームがありお腹に溜まるのです。

これが2週間に1度する(食べる)夕食だけれど、たまに週末や夜遅く行くと同前菜パッケージがないので、その場合は12,90ユーロのこの大パッケージを買い、サンブーセック(Sambousek)を付け足さず。

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

この大パッケージにはサンブーセック(Sambousek)とひよこ豆のコロッケであるファラフェル( falafel)が既に入っているので。

日本でレバノン料理、中東料理が好き、食べに行きたい、何て人は滅多にいないと思うけれど、ヨーロッパや中東に滞在経験のある人は実は中東は美食の国々、と知っているはず、何せ西ヨーロッパは移民だらけの為食文化が非常に豊かであるので。レバノン、イスラエル、シリア、トルコはとても食文化が似ており、これにモロッコやチュニジアなどのマグレブ諸国の料理も混ぜた地中海料理と言うのは本当に日本人好みの味で、フレンチガストロノミー何かどうでもよくなってしまうレベルかも?

パリの美味しいレバノン料理お惣菜屋

これらの国々からの移民は実はフランスには普段、毎日食べる食事、料理があまりない、と皆思っているのです。そして同じく移民である自分も正に共感してしまうのです。