祝日の多い先月5月。とある祝日を利用して久しぶりにシャンパーニュ地方へ。正式名はシャンパーニュ アルデンヌ(Champagne-Ardenne)、何だか美しい響き。シャンパーニュ地方と言えば真っ先に思い浮かぶ街は大聖堂(Cathédrale de Notre-Dame de Reims)で有名なランス(Reims)の街だけど、個人的にはシャンパンの聖地であるエぺルネー(Epernay)がより好き。
シャンパンの発祥の地であるオーヴィレール(Hautvillers)の村、世界遺産に登録されているブドウ畑が広がるオーヴィレ-ル(Hautvillers)の丘陵地からもすぐ近くであり、エぺルネー(Epernay)の街は勿論の事、このオーヴィレール(Hautvillers)周辺一体はとても上品でシックな雰囲気に包まれています。
そんなエぺルネー、オーヴィレールから程よい近さにありワイン畑に囲まれたモダンで素敵なロイジアム ワイン&スパ ホテル(Loisium Wine & Spa Hôtel Champagne)。
美しいシャンパーニュ地方のブドウ畑に目を引かれながら車を走らせて行くと、そのブドウ畑の中にぽつんとホテルが現れます。何だかモダンでとってもいい感じ。日本の高原リゾートホテルの様な?
駐車場とエントランスはこのホテル正面の反対側(後側)に位置し、何も標識が出ていないので最初は分かりずらいかも。
こちらエントランス。
中に入ると、まぁ何とモダンで明るく素敵な雰囲気💖!
ワインやシャンパンもあちこちに置かれています。
こちらは下階にあるスパレセプション。実はこのスパにいつか行きたくて。ここのスパ併設の屋外温水プールは、景色が素晴らしく、美しいワイン畑を見ながらのリラックス、そんな贅沢なひと時が時が楽しめるのです。
さて、今回はとりあえずランチだけ、って事で早速レストランへ。
レストランは大きなガラス窓から一面に広がるワイン畑を見ながらのお食事。うわぁ~、これ又素敵過ぎ!
レストラン内、いやホテル自体のインテリアはどことなく北欧系、そして働いて人達も顔や雰囲気が皆ラテン系ではなくゲルマン系、と、だから何だか皆かっこよく見えてしまう😍。
実際現在のホテルのジェネラルマネージャーの名前はマルク(Marc)とやはりゲルマン系の名前。ちなみにこのロイジアム ワイン&スパ ホテル((Loisium Wine & Spa Hôtel Champagne)、フランスシャンパーニュ地方の他に2軒はオーストリアにあるのでオーストリア系のホテル?なのかも知れませんね。訪問、滞在客もドイツ人ばかり。
こちらはランチメニュー。前菜のアスパラガスの胡麻だれ、
そして鯛のカルパッチョ
メインはタラの切り身にオゼイユソース(sauce d’oseille)に、
とても柔らかいシュプレーム ド ボライユ(鶏肉)、
デザートはエスプレッソ・コーヒーに小さなお菓子を数種類添えたカフェ グルマン。ランチはコース、アラカルトとあり、子供用コースもあります。全て普通に美味しいレベル。
ランチ後はちょっと寄り道をしてエぺルネー(Epernay)へ。パリと違い本当に綺麗で変な人がいないので何だかほっとする街。シャンパンカーヴ見学や試飲に訪れる街のためシックな外国人だらけの街なのです。
モエ・エ・シャンドン(Moët et Chandon)の本社がある同じシャンパーニュ通り(avenue de Champagne )にあるシャンパーニュ ワインと地域考古学博物館( Le Musée du vin de Champagne et d’Archéologie régionale)を見学に。
モエ・エ・シャンドン(Moët et Chandon)の本社入り口には、シャンパンの祖修道士ドン ピエール ペリニヨン(Dom Pierre Pérignon) の像が世界各地から来る観光客を迎えてくれます。
皆この像と写真撮りまくり(笑)。そう、当時、ワインやシャンパンは主に修道院で造られ聖なる飲み物であったはずが、今やどこでも気軽ぬ飲むようになり随分な変わり様。しかし特にエぺルネー(Epernay)やオーヴィレール(Hautvillers)を訪れるとその原点について知りたくなり好奇心を掻き立てられます。
話は戻り、この美術館、実は地域考古学の展示により重点が置かれており?特に子供が楽しめる美術館かも知れません。
ちなみにあまりに息子が興味を示し地域考古学部門で長居し疲れて肝心なシャンパン ワインセクションを見忘れてしまった程。
ともあれ、やっぱり広がるワイン畑の風景にシックな雰囲気漂うこのシャンパーニュ アルデンヌ(Champagne-Ardenne)が好きだなぁ~。今度はこのシャンパーニュ地方の素敵なホテル ロイジアム ワイン&スパ ホテル(Loisium Wine & Spa Hôtel Champagne)に是非宿泊してワイン畑を見ながらスパでリラックスを!(←いつになることやら。。。)