春から夏の楽しみと言えばやはり田舎の広いお庭でのバーべキュー。今月もウール エ ロワール県(Eure-et-Loir)に住む彼の英国人義父宅に戻りバーべキュー三昧。そこでフランス風バーべキューレシピをご紹介!
まずは、骨つき鶏もも肉オー・ドゥ・キュイッス(Hauts de cuisses)を購入。上ももの部分です。前回は同じく骨つき鶏もも肉ピロン(Pilons)、下もも肉でしました。大体毎回この骨つき鶏もも肉でします。
バーべキューをする前日にまずマリネに。今回は同じお肉で3種類のマリネにしてみました。
その1カレーマスタード風味 : マスタードスプーン4杯分、潰しニンニク2片、バジル適量、カレー粉スプーン2杯、レモン汁適量
その2サフランとレモン風味 : レモン汁適量、サフランパウダー適量(←多めに)、潰しニンニク1片、オリーブオイルスプーン2杯、塩胡椒適量
その3アジアン風味 : オリーブオイルスプーン3杯、蜂蜜スプーン2杯、タイムムパウダー適量、潰しニンニク1片、お醤油スプーン3杯、胡椒適量
と3種類のマリネを各調理用ポリ袋に用意。お肉各4個分のレシピですが、各分量はほぼ適当でも大丈夫!これらのマリネは勿論バーべキューにしなくても普通にオーブン焼きでもかなり美味しく食べられます。種類にもよりますがお肉があまり好きではない息子に3番目のアジア風味や、お醤油なしで蜂蜜風味(この場合蜂蜜をより多めにしてタイムの代わりにパプリカパウダーを)をよく作ります。よく味がお肉に染み込んでパクパク食べてくれます。フランスのお肉ってどうも野性的な味がするというか、日本の様にきちんと処理されていないというか、生臭い、という感じが個人的にもし、マリネしておくことでかなり美味しくなります。
さて、次はフランスの豚の粗挽き肉を羊腸に詰めたソーセージ、シポラタ(Chipolatas)を。プロバンス地方のハーブのブレンドであるエルブ・ド・プロバンス (Herbes de Provence)を少量ふりかけるだけ。赤黄ピーマンをそえて。このピーマンが何も味付けしなくてもとてもグリルされると美味しいのです!
最後は、牛のサーロインフォー・フィレ(Faux-fillet)。近くの牛のお肉なのか?パリで食べる牛サーロインよりも全然美味しく。塩胡椒、再びエルブ・ド・プロバンス (Herbes de Provence)を少量かけるだけでかなり美味しく出来上がります。
お肉の食べ過ぎ?ですが、たまには。バーべキューをして広いお庭で食べて、ってもうまるでバカンスの様な気分になりコロナ禍生活にあるって事をすっかり忘れてしまいそうな気分になります。