フランスの家庭料理としてフランス人は頻繁に野菜グラタンを作ります。とても簡単で時間もかからず、要は野菜を切り調味料をささっと適量混ぜそのままオーブンへ。考えれば日本人の食事はとても手間がかかっていますよねぇ〜その分より美味しいですが。
さて、前回のズッキーニグラタンに続きフランスの冬野菜のグラタンを今度は作ってみました。
ズッキーニ科の一種のオレンジ色のクルジュ(courge)、フランスの栗かぼちゃポティマロン(Potimarron)、身体に良いと言われるちょっと人参に味も外見も似ているパースニップ(panais)と トピナンブール(topinambur)と言う野菜。トピナンブール(topinambur)は第二次世界大戦下の食糧難時に毎日フランス人が食べていた食物だそうです。
さて、これらの野菜を一気に適当な大きさに切り、オーブン用皿に入れ、オリーブオイル、塩胡椒、ローズマリー、オレガノ、タイム、ガーリックを適量混ぜ合わせます。
最後に気持ちお醤油にフロマージュラペ(日本で言うピザ用チーズ)を、そして大きめに切ったニンニクを幾つか添えてそのままオーブンへ。グリル時間は35分です。
この様な冬野菜グラタンには肉料理、特に赤身肉が合います。英国人が焼いてくれたサーロインステーキ、フォフィレ(Faux-Filet)と一緒にいただきま〜す!グラタンも美味しく出来上がりステーキと赤ワインと絶妙の組み合わせ!勿論ワインはいつも通りフランスボルドーメドックの赤ワインで(写真撮りませんでしたが)。
冬の田舎でのランチにぴったりなメニューです。