非常にバカンスの多いフランス。12月末から1月上旬のクリスマスバカンスの後は2月のスキーバカンス。今年は久しぶりにスキーに行きたかったけれど、コロナウィルス感染症のせいでフランスの全スキー場はクローズ。しかも、今年は天候もおかしく、アルプス地方では積雪量がすごく雪崩なども相次ぎ、この様な時はやはりあまり遠征などせずにいる方が利口です。
息子のバカンスが始まり、どこにも行かないのも可哀想で、ここ最近の気分転換先としているサントル=ヴァル・ド・ロワール(Centre-Val de Loire)に住む英国人宅へ又数日滞在。ここでの楽しみは自然の中を散歩、そしてゆっくり料理に食事を楽しむこと。
さて、今回の食事にはまず、魚料理を。肉食系の欧米人。青魚はあまり好きではない人が多く、ここのイギリス人も白身魚しか食べない為毎回魚料理は白身魚。
鱈科の一種であるリュ ノワール( lieu noir)を買いました。魚の味を引き立たせる為、数時間まず塩麹とタイムでマリネ。その後たっぷりのネギと椎茸を大き目に刻み合わせ、酒、醤油、バター、胡椒を適量入れてそにままオーブンに。
付け合わせに、ズッキーニのグラタン。ズッキーニを適当な大きさに切り、トマトと玉ねぎも少量付け加えます。そして何よりポイントはギリシャのチーズであるフェッタチーズをたっぷり混ぜ、オリーブオイルに塩、胡椒、ローズマリー、オレガノ、タイム、ニンニクを適量をふり、最後に少量フロマージュラペ(日本で言うピザ用チーズ)を。
そのまま魚と一緒にオーブンへ。このズッキーニグラタンはおよそ30分、お魚の方は15分のオーブングリルで完成です!
一緒にご飯も用意して出来上がり。バター醤油ソースのお魚にパセリもよく合うのでパセリもそのままセルフサービスで一緒に。
フレンチと日本の味が融合したランチ。かなりズッキーニグラタンと醤油バター魚が合います。
魚料理には白ワイン?何て思いがちですが、ボルドー赤ワインがこれまた料理にかなり合い、3人で2本空けてしまいました(笑)。
旅行に行けない今の時期、田舎でゆっくり料理をして美味しい食事を満喫する時間こそ楽しいひと時?に。