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シンプルで心地よい年末年始

シンプルで心地よい年末年始

シンプルで心地よい年末年始

今年もコロナ禍での年末年始。この限られた日常生活の中にでもちょっとした変化や多様性を取り入れるだけでも心地よいひと時を過ごせます。そんな訳でシンプルに楽にクリスマスは過ごしたり、パリ近郊スパホテルに行ったり田舎に行ったりして過ごしました。

12月19日から1月2日まで2週間のクリスマスヴァカンスであったフランス。11月、12月ととにかく子供の学校の事や幾つもの誕生日会、仕事等で怒涛の日々が続き、気付いたらまたもやヴァカンスシーズン。クリスマスは通常フランスでは大家族で集まりますが、その場合皆にプレゼントを買うのが当たり前。又遠出したり、彼の家族と退屈な時間を過ごすのも疲れるし、とにかく最近他人の為に走り回る事が多かった為か?全てが億劫になり、しかも再びコロナ感染者数も凄い数になりちょっとした感染への恐怖を感じながらの毎日の生活にも疲れ、何の努力もしない楽なクリスマスを希望し、今年は家族3人で家で、考えたら息子が産まれて初めて3人だけで過ごしました。従ってイブの夕食も適当に、楽チンなクリスマス(笑)。

限られた中で楽しむフランス生活

イヴの夜のアペリティフは毎度のピカール、前菜は無し。

限られた中で楽しむフランス生活

メインは全くイブのメニューではない豚肩ロースのビール煮込みに。敢えて言うならばこれは東欧の料理ですが、昔プラハで食べた黒豚ビール煮込みがあまりに美味しく自分で作って食べたくなりました。

限られた中で楽しむフランス生活

デザートは、会社近くのアンジェリナーで。

限られた中で楽しむフランス生活

ビュッシュドゥノエルは6人用からしかなかったので個別に3個ピスタチオモンブランのケーキを買いました。美味しかったのですが、重すぎ。。。

限られた中で楽しむフランス生活

そして年末前には、ベルサイユのSPAホテル、トリアノンパレス(Trianon Palace Versailles)へ一泊。日本の温泉に行けない分冬はとにかくスパ(SPA)に毎年行きたくなるのですが、以前毎年行っていたパリ近郊の小さな街ヴィルダヴレー(Ville d’Avray)にあったプチホテル レゼタンドコロー(Les Etants de Corot)に入っていたお気に入りのコーダリースパ(Spa Caudalie)がこのコロナ禍で無くなり(😭 )、最近はこのホテルまで無くなり(😱 )と、パリ近郊のスパホテルを探していました。

限られた中で楽しむフランス生活

そんな訳で見つけたのがベルサイユのトリアノンパレス。何年も前に数回ティータイムやアペリティフを飲みに行ったことはあったのですが、宿泊は今回が初めて。

限られた中で楽しむフランス生活
限られた中で楽しむフランス生活

一年中で世界中(特に米国から)のお金持ちが一番多くパリに来て滞在を楽しむ時期が実はこのクリスマスから年末年始。しかし肝心なこの時期にまた今年も又感染状況が悪化。その為多くの高級ホテルが値下げをしていたのに気付き土壇場予約。目的は同ホテルのスパです。

限られた中で楽しむフランス生活

同ホテルにはゲランのプール付きスパが入っています。ちなみにホテル宿泊客でなければ使用は不可。ジャグジー+サウナ、この組合せが一番好きなのですが、ここはジャグジーの代わりに温水プール。ハマム、サウナ、プール、ジムが入っています。

限られた中で楽しむフランス生活

しかもフランスのスパはホテルにより子供は使用不可の場合も多くありますが同ホテルは子供もOKと言うのも魅力的です。ちなみにダマンフレール(Dammann Frères)の色々な種類のお茶や、コーヒーも飲み放題です。

限られた中で楽しむフランス生活

午後3時チェックイン後16時前から20時までスパで過ごし(←息子がプールから出たがらなかった為)、翌朝も朝食後に又スパへ。

限られた中で楽しむフランス生活
限られた中で楽しむフランス生活

このホテル、広大なベルサイユ宮殿庭園の入り口のすぐ横に位置し、朝食はこの庭園を見ながらのブッフェ。と言っても時期が時期だけに薄暗く太陽も出ていませんが。。。

コロナ禍で楽しむフランス生活

そして、12時チェックイン後はベルサイユ宮殿の庭園をちょっとお散歩。

コロナ禍で楽しむフランス生活

普段の生活では視界が狭い空間に生きている気がするので、やはり都会をちょっと離れてパリ近郊でもすぐに田舎の雰囲気、自然を味わえるって悪くないです。自宅から高速で20分ほどの距離です。

コロナ禍で楽しむフランス生活

午後は仕事へ。何だか何処か遠くに行ってきた様な気分で仕事を。それもそのはず。数時間前は羊を目の前にしていたわけで。。。(笑)

数日後、たまたま母から、”人は移動するほど幸せを感じる、どれだけ遠くへ、ではなく、どれだけ多様な新しい場所に行くかが重要だ”、何て言う内容のGlobeの記事がラインで送られてきました↓

記事のリンクはこちらから

確かに確かに。こんなコロナ禍でもやはり普段の生活の中にちょっとした変化、多様性を取り入れるだけで気分転換ができ、脳が刺激され、気持の持ち方まで変わります。

さて、年末年始はここ数年の恒例、自宅から1時間30分弱で行けるウールエロワール県(Eure-et-Loir)の自然に囲まれた田舎に住む彼の義父宅へ行きました。

コロナ禍で楽しむフランス生活
コロナ禍で楽しむフランス生活

家周辺の散歩、そして美味しいワインを暖炉の前で飲むひと時ってとてもリラックスできる時間です。ただ田舎だけに3〜4日間以上滞在したら都会生活に慣れすぎた自分は退屈してしまいます。

コロナ禍で楽しむフランス生活

去年2021年の大晦日にはテタンジェ(TAITTINGER)のシャンパンを飲みましたが、今年はドゥーツ (DEUTZ)のハーフボトルに。大人3人でボトルは多かったので。毎年異なるシャンパンを試飲、ってのも楽しいです。