8月の2週間のコートダジュールでの夏休み。毎回ビーチや海沿いの街、村ばかりに行っていましたが、今回はちょっと内陸部の小さな美しい鷲の巣村や街を訪れてみました。
鷲の巣村とは険しい山の山頂や崖っぷちに建てられた村々の事を言い、コートダジュールには多くの美しい鷲の巣村が点在しています。その一番代表的な村が地中海を見下ろす険しい岸壁に位置するエズ村(Eze)?でしょうか?
さて、私達はまずはルノワールの家で有名なカーニュシュルメール(Cagnes-sur-Mer)の旧市街へ。
車は街、海辺からほど近い駐車場に停め、歩いてかなり坂道を登って行くと中世の旧市街らしき雰囲気にだんだん変わっていきます。
どんどん登っていくとモナコ公国のグリマルディ家が所有していた小さなお城グリマルディ城広場に到着。この広場にはいくつかのレストランがあるのでここでランチ、ってのも気持ち良いですね。
観光地として有名な割には?人がほとんどいなく、この小さく可愛らしいとても静かな旧市街をゆっくりお散歩。
この日は空、雲がとても綺麗でした。
カーニュシュルメールを後にし、更に内陸部に進み、次はサンポールドヴァンス(Saint-Paul-de-Vence)へ。
何年も前に一度訪れた時、その美しくシックな村の雰囲気がとても気に入り又立ち寄ってみました、が、こちらはカーニュシュルメールと違い大混雑。その為ささっとお散歩。
村内で途中« LE CHAUDRON D’oscar »と言うヌガ(nougat)専門店のおじさんが路地に出て試食をどうぞどうぞ、と半強制的にヌガを出してくるので味見してみると、かなり美味しいヌガ。
あまりヌガが好きではない私でも美味しさがわかる程。彼と息子はヌガ好きの為買うことに。知りませんでしたが、真物のヌガってかなりお高い物だったんですねぇ、知りませんでした。
このくらいの大きさにヌガを切って頂き二袋買って41ユーロ。5000円ちょっとでしょうか。えぇ〜又自分達家庭用(←といっても彼と息子用)に買うお土産には高過ぎー!とびっくり。5月のアルプス地方でのチーズ購入時と同じく。。。本当に美味しいチーズやヌガはかなりずっしり重くお高いんですね(笑汗)。。。
さて、人混みのサンポールドヴァンスを後に、次の目的地トゥーレット・シュル・ルー(Tourrettes-sur-Loup)へ。
何だかとても発音しにくい、言い難い村名です。
かなりこじんまりとした石畳の小さな村で30〜40分くらいで村内一周出来てしまいますが、可愛らしく魅力は一杯!ちらっっと訪れる価値が十分あります。
地元のナチュラルビールを一杯頂きました。こう言う各地元のナチュラルビールって今流行っているんですよねぇ〜。
こちらは村のオテル ド ヴィル(庁舎)内にある素敵な噴水。
途中陶磁器の食器屋さんに入り、
ちょっと作っている所を見学。
村からの眺め。遠方には地中海が見えます。
きっとこういう美しい鷲の巣村の夜ってロマンチックで素敵に違いない、と思い夕食をとって帰りたい、とは思いましたが、帰りアルコール混じりで山道を運転、宿近くの沿岸は狭く急な斜面が続き危ないので誘惑に負けず帰りました。
さて、この3村を撮ってみたので良かったらご覧ください。