引き続き南仏でのヴァカンス編。前回のプロヴァンス地方から更に南下し最終地コートダジュール(Côte d’Azure)へ。高速を使って車でおよそ2時間半、香水で有名な町グラース(Grasse)の近くのエアビーアンドビーを今回は予約しました。

Le Rouretと言う小さな町にある宿に到着。毎回コートダジュールでは沿岸部に宿をとってきたけれど、今回は初内陸部にしてみました。


だからあえてプールつきに!

まず入るとテラスやバーベキュー用のキッチンが。


そしてダイニングルーム、

リビングルーム。

半外で、ダイニングルームの奥は小さな室内アパルトマンになっています。ほんと、こういうフランスの田舎風デコ、インテリアって好き。

視界が広く自然、緑しか見えなく。

リビングルームの後部はポタジェ、小さな家庭菜園になっており、ここで採れたトマトをほぼ毎日食べていました。

そして、リビングルームからプールサイドへ。

なんて素敵な💖!

何だか、ザ、コートダジュール的なお家。一階がエアビーアンドビー、そして2階に大家が住んでいます。

元々二人ともパリに住んでいたそうですが、奥様が30代、旦那様が40代の時にここコートダジュールへの移住を決めたそうで、勿論この土地、家を購入時はまるで廃墟でかなり工事が大変だったそうです。そしてエアビーアンドビーを始めた当初は家具なども傷つけられたり、破損されたり、色々とありエアビーを止めようかと迷った時期もあったでそうですが、それでも大部分の宿泊客は皆感じよく、又宿をリスペクトしてくれている、との事でここまで続けてこれた、と。。。

さて、早速宿から車で30分弱のグラースの街へ。香水で有名なこの街に初めてきたのは数年前。その時と同じくピンクの傘が町中にかけられていてとても可愛らしい。日陰効果かな?

前回はフラゴナールの香水工場をさっと見学したので今回は街をすぐにぶらぶら。

ディスプレイもパリとは雰囲気がかなり違い、このフラゴナールのプレタポルテのブティックをちょっと覗いてみました。

街のカラーとこのピンクの傘がかなりマッチしています。

こちらはパニエデサンス(Panier des sens)のショップ。フラゴナールにしろ、このパニエデサンスにしろ、その他多くの南フランス発のメゾンブランドショップがパリにもあるけれど、パリだとどこもあまり人が入っていなくあまり売りていなそうな感がプンプンしますが、まずパリの雰囲気に合っていないからかも?

さぁ、この街、初めてきた時は何て素敵な街!と感嘆したけれど、やはり2回目となるとちょっと慣れた感があり、、、それでもとても素敵な街です。

さぁ更に進みます。傘の影が又素晴らしい!青い空にピンクの傘、オレンジの建物、と色彩がとても綺麗!とにかくこの街では香水や石鹸があちこちで売られています。

イタリアみたいな雰囲気!

路地によってはだ~れもいない。

この一角はまるでどこかアラブ系の国の様な雰囲気

この建物はグラースの旧オリーブオイルの製油所の様で。

さて、食事はほぼ毎回宿で。

コートダジュールは一般に美食、ガストロノミーの地域ではないので、毎回外食もあまりしません。あまりに値段と美味しさが比例せずで。それでもちょっと行ってみた宿の近くの2つのレストランは両方ともがっかりなお味であったくらいでした。

特に午後は暑すぎて宿でゆっくりする毎日。

そして次は、近くのヴィルヌーヴ=ルベ(Villeneuve-Loubet )と言う小さな街にふらっと寄ってみました。

ここも又カラフルな傘がつられています。


そして今度は山をどんどん上へと車で登って行き、グルドン(Gourdon)、と言う標高760メートルに位置するとても小さな可愛らしい村にきました。

とても小さいのでさっと見られる村。

遠くには地中海が見渡せます。好きでもう25年以上前から来続けているコートダジュール。何回来たことか。

ただ昔の様に色々な村や町を訪れたり、お茶したり、食事をしたり、と言うよりもこうして、あちこち行きすぎず宿のプールサイドでのアペリティフ、こんな時間が今は何よりも落ち着き好きになりました。

まぁ勿論歳をとるにつれて、やはり何よりも居心地感、ゆっくりとした時間、スローライフが一番大事になってきますね〜。
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