コートダジュールでのヴァカンス最終編。今回はまず、滞在先のエアビーアンドビーの宿から30分弱のヴァルボンヌ(Valbonne)と言う街へ。
着いた瞬間すぐに何だかいい感じ!と思わせられる雰囲気が広がります。
街の中心であるこちらの小さな広場 (Place des Arcades)はまるでイタリア!
本当に南仏はイタリアを感じさせる雰囲気の町や村が多く、この町もそんな雰囲気。
お昼前だったのであちこちでテラス席が用意されています。
狭い路地に連なるこのテラス席が又素敵。
ちなみに私達はこのThe oneと言うカフェ、軽食店にてランチをする事に。ただ単にネットでかなりの高評価であったので。モダンな店内で頂きます。
サンドウィッチを頼むと想像以上のボリューム。パリではサラリーマンの多くがランチにサンドイッチを買って食べていますが、日本人の自分からすると、パリでもフランスのどこでもサインドウィッチって味があまりに大雑把であまり好きではなく買う事も滅多にありません。ただこのカフェのサンドウィッチはとても美味しかったので満足。
ランチ後は色々なショップ、ブティックに寄りながら再びぶらぶら散歩。ちょうどカフェThe oneの斜め前にあったポップアップストアー、店内では偶然にもパリで好きなクチュールデザイナーのヴァカンス中限定のポップアップであったので嬉しく!
ちなみにこのドレスパンツが素敵〜!と思いきや、やはり800ユーロで着る機会ないかって、事で、試着もせず。ただ数日頭から離れず、パリに帰ってから試着、値段交渉しに同デザイナーのパリのアトリエブティックに行こうかなぁとかなり迷いましたが、やはり今はこう言うイヴニングドレス的な洋服は着る機会があまりないので諦めることに。
それにしても目に入ってくる光景、色彩がそのままで美しく、まるで絵画の世界を歩いているような感。
とにかくこの町、あまり日本人には、いやフランスでも?そこまで有名な町ではないようだけれど、かなり素敵で可愛い町なのでお勧めです。
さて、このすごくよかったヴァルボンヌの町を後にして、次の目的地へ。
香水で有名なグラース (Grasse)の町の近くにあるサントゥアンヌ(Sainte-Anne)と言う1706年から続く家族系オリーブオイル製油所に到着。
どこかの町や村のお土産屋でオリーブオイルを購入するよりもやはりこう言う製油所で直接買いたかったので。
よりオーセンティック感があるし、よりお値段も安いでしょうし。
多くの種類のオリーブオイルがあり味見をさせてもらえました。
オリーブオイル以外にも南フランス産のコスメ、洗面系商品や、
タプナード、
キャラメル、
マロンクリーム等も売られています。
お土産を買うのに最適で、色々な種類のオリーブオイル、タプナード、そしてチューブが可愛いマロンクリームを、自分用とお土産用に、と色々買ってみました。
さぁ、次はカンヌ(Canne)からすぐ近くのムージャン(Mougins)と言う村に来ました。
この村は画家パブロ ピカソが晩年を過ごした場所であり、30 を超えるギャラリーやアトリエ、アートスタジオ、アートワークショップがあり、
ピカビア、ピカソ、その他現在まで多くの著名人、アーティストを魅了し続けた村であり、彼らの住居も多くこの村内にあるとか。だから村全体が何だかアート的、アーティスティックな雰囲気が広がります。
このお店でお高いヌガーを購入、
パート・ド・フリュイも売っています。
どちらかと言うと割と新しい、モダンでシックな村という感じです。
村の入り口にはパブロピカソの大きなお顔が!
さて、最後は沿岸部へ。コートダジュールといえばやはり地中海沿岸の景色の素晴らしさが一番!内陸部にいるとやはり海沿いが恋しくなってきます。もう25年以上前に初めて来て以来、取り憑かれた様にこの沿岸部にきまくり、フランス人からはコートダジュールかぶれと笑われてきた程。それでもやはりこれだけ来ても、毎回この沿岸部の絶景には心を動かされるほど。
ニースの隣、ヴィルフランシュ シュル メールからモナコの手前の町カップダイユが一番好きなエリアで、まずはよく宿を取る町ボーリュー シュル メールに立ち寄ります。
この素敵で小さくこじんまりとした町、割と大きめのスーパーや、色々な商店もあり実は滞在しやすい町なのです。その後はカップフェラの岬へと。
このあたりは非常にお高い別荘地でかなり大きな別荘が立ち並びます。
そんなエリアの最先端の沿岸で毎回泳ぐのが好き、何せビーチの様に混んでいないし車もとめやすいし。
ただ、今回は、白波が遠くにたってちょっといつもより海が荒れており、
崖に叩きつける波をみて、泳ぐのを諦めることに、残念..
さぁ、何とも異様な赤みを帯びた空を見ながらサンジャンカップフェラのハーバーの駐車常に戻り宿へ帰ります。又次回!
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