今回もフランスプロヴァンス地方滞在、前回の続きです!
今回は、まずサン=レミ=ド=プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)と言う街に行ってみました。名前だけは以前から知っており、と言うのも以前仕事上でパリで知り合ったフレンチファミリーがこの街に住んでおり、とにかく夫婦そろってかなりお洒落、素敵で裕福そうな雰囲気もあり、それでいてとても気さくで優しくユーモアのセンスもあり。ある意味憧れ的な夫婦、ファミリーであったのです。考えれば、パリの裕福そうな人達は決して気さくな雰囲気ではないけれど、やはり青い空に眩しい太陽、街のカラフルな陽気な雰囲気がそのまま人々にも反映されている様な。
と、まぁ彼らが放つ雰囲気がそのまま自分が頭の中で思い描いていたこの街のイメージ。じゃあ実際行ってみてどうだったか、と言うとやはりイメージ通りの街でした。
行った日には街の中心の広場でマルシェがあったのでまずはマルシェへ。パリのマルシェではほぼ野菜と果物しか買わず。お魚やお肉、特にお魚の値段はとんでもなく高いので。
又場合によっては行きつけの大型スーパの魚売り場の方が味が良かったり、マルシェと同じく新鮮であったり、それでいてお値段もマルシェよりかなり安く、とそりゃあ大量に仕入れているからそうなるわ。それでもやはりフランスではお魚は高い!
ここのマルシェはパリとは違い何だか開放的で食材もやはり違いおいしそう!
てなことで、せっかくプロヴァンス地方にいるので、ちょっと色々な種類のタプナード、ペーストを買って毎日夜ご飯の時にパンと味見しました。ちなみにか~なり美味しかったです。タプナードは自宅近所のマルシェでは見かけないし。
こちらは南フランスでは頻繁にみかけるヌガー店。私は特別好きではないけれど、パートナーと息子は大好きで、毎回南仏でヌガー店をみるやいなや味見。
さて、お昼近くになるとマルシェの各スタンドも閉まり始め、街も静かに。
こちらは高級オリーブオイルバー。ちょっと覗いてみると、5星ホテルに仕入れているオリーヴオイルの様で。。。
さて、珍しく前もって調べたり予約もしなかったので、適当にランチをする場所を探します。
こちらのビストロ、雰囲気も中々可愛いし、人も多いのでここでランチをすることに!
焼きヤギ、シェーヴルチーズにサラダ、
そしてこちらは野菜の詰め物、ファルシを。息子はフランスお馴染みのお子様メニュー、フランス風ハンバーグ、Steak haché(ステーク・アッシェ)にフライドポテト。
家庭的な味で美味しかったのですが、シンプルな家庭料理にしてはお値段が高すぎ、しかもサービスの質もいまいちで、後からネットで調べたらかなり評価の低いビストロでした、納得。やはりフランスではあらかじめきちんとレストランを調べて行くべき!
ランチ後も再び街をぶらぶら。
いい感じの広場。
洋服屋もちょこちょこ覗いてみると、やはりパリよりかなり安く。又場所柄センスも中々いい感じ。
先のマルシェがあった広場は、普段の落ち着いた雰囲気をとりもどした感じ。同広場にこのサン=レミ=ド=プロヴァンスのオテル・ド・ヴィル、市庁舎があり。
そしてパリのパラファーマシーでよく見かけるオーガニックコスメブランド、フロラーム(florame )の大きなショップも発見。
ちょっと中に入ってみました。よく見かける割には気にもした事なく買ったこともないけれど、ここプロヴァンス地方発祥なのでしょう、今度買ってみよぅ!
さぁ、次の村へ車で移動、とてもプロヴァンス地方らしい景色の中を走り続け、
30分程で次の村へ。ここらに車をとめてあの岩山の頂上にある村へ。
レ・ボー=ド=プロヴァンス (Les Baux-de-Provence)と言う村に到着!城塞跡地の村です。
こちら村の入り口。
プロヴァンス地方のお土産屋さんはどこに入っても可愛く欲しくなる物のが多く。
又ヌガーのお店発見、勿論先の二人はまたもや試食。。。
とても南仏的なブティックの外観。
坂道をどんどん、どんどん登って行きます。
どっか中東の遺跡を訪れている様な気分に。
途中この村の歴史の概要を説明している小さなエクスポジションをちらっと覗いてみました。
そして暑い中頂上に到着。
いいねぇ~こういう景色、のんびりしていて、ただとにかく暑かった。。。
小さなチャペルにもちょっと入ってみます。
ほんとどこか異国の遺跡を見学している気分だったけれど、いやいや、ここはフランス。
こちらのプロヴァンス食品、オリーブオイル店でザプロヴァンス的なポーチだけ購入。
いかにも観光客向け的な物ですが、なんせ現在プロヴァンス地方にかぶれているのであえて。
あぁ~良かった~
さ、暑くて蝉の鳴き声がうるさい中又駐車場へと戻り
オリーブの木に囲まれた道を走りながら宿へ帰ります。
さて、お待ちかね、最終日の夜は、大好きな!ユゼス(Uzès)の街へディナーへ。
ユゼスは今フランスで一番気に入っている街。とても静かで洗練されており、オーセンティックな街。どことなくイタリアに似ていたり。個性的なブティックも多く。去年初めて来てすっかり魅了されました
まずは去年と同様、元教会であったコンセプトストアー、セレクトショップであるこちらのヴティックVéronique Nocquetに寄ってみました。
とても素敵な空間、センスもとてもよく。50代の店員の女性二人も中々センスよく素敵なのです。
さぁ、再びレストランに向けてぶらぶら。何て静かな路地。
こちらは素敵なジュエリー店Benedikt Aichele Joaillier。とてもこのユゼスの街の路地、雰囲気に合ったブテイックで、とにかくネックレスや指輪がとても素敵なのです。
有名ラグジュアリーブランドよりもこのような知る人ぞ知る的な、よりクリエイティブで、ブティックもこの様な素敵な街にひっそりと佇む姿、そんな全てがいぃ。
ただ、お値段も決して安い訳ではないので、いつか、子供が巣立ったら買いたいなぁ~と思いながら。ちなみについ最近偶然パリマレ地区にも同ヴティックを発見しました!
この大きな門も雰囲気あり。
こちらもとても個性的な帽子やアクセサリー、類のブティックで丁度クローズ前に寄ってみました。
さぁ、去年とても気に入ったこのテン(TEN)と言うレストランに又今年もディナーを予約しました。去年は通りに面したテラス席でしたが、今回は中庭テラスで。中庭テラスの方が雰囲気があり、静かで落ち着いて食事ができます
さぁ早速注文!前菜、メインとコースの様には頼まずに前菜とメインの中から料理を数品オーダーしてシェアしていただきます。
まずは、せっかくユゼスにいるのだからユゼスの白ワインを!
この白ワイン、夏の暑い日に最適でかなり美味しかったので、来年は近くのドメーヌでケースで買いたいなぁと。
あちらの女性は犬とディナー。
こちらタコのミックスサラダに
白身魚のカルパッチョ、
牡蠣の天ぷら、
牛肉ピーチ添え、何のソースであったか忘れたけど、とにかくお肉も柔らかくかなり美味しかったです。
デザートは、カシスのシャーベット、ガトーショコラ、クレームブリュレと3種類の盛り合わせ、
そして蜂蜜とローズマリーでローストされたアプリコット、アプリコットのソルベ、シャーベット、ピスタチオのショートブレッド。
あぁ~去年と同様とても美味しかった~幸せ~な夜に。
とにかく自分の好き、が全て詰まった美しい街ユゼス、今度はいつこれるかなぁ~と考えながら暗くなってライトアップされたユゼス城を横目に、静かな路地を駐車場へと戻ります。
良かったら又動画でお楽しみください!