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久しぶりのパリ散歩にレストランでのランチ

シャンゼリゼ通り近くのちょっとお高いフレンチレストランでランチに、1区からマレ地区へ、ぶらぶらパリ散歩。

周りからはあまり料理を凄くする人には見られないのだけれど、実は若い時からとにかく料理ばかりしいて、20年以上のパリでのサラリーマン生活でも会社にほぼお弁当持参。勿論当時は外食も今の半額近くでで時々は外食してはいたものの、自宅で自炊が基本。そして子供が産まれた10年前からは更に外食は少なくなり、その間にパリの物価もとんでもなくあがり、今やパリでの外食はかなり高く、外食はほぼヴァカンス先でちょっと、が基本に。言ってしまうと、パリでは食事の値段と質が比例していない、と言うのが個人的意見。

パリ散歩にレストランでのランチ

それでも、結構前から気になっていたパリのフレンチレストランへやっと行ってみました。パリ8区、シャンゼリゼ通りからすぐのフレンチガストロノミーレストランOriginesへ。

パリ散歩にレストランでのランチ

ちょっとお高い系フレンチで、店内は高級感があり来店客も皆びしっ!としているので、店内にはいるやいなや久しぶりの変な緊張感 (😅 )に襲われます。

パリ散歩にレストランでのランチ

さて、早速注文。ディナーやアラカルトだとかなり高くなるので勿論ランチコースメニューに。3品で57€、4品69€で、3品コースを注文。各料理にお勧めのグランスワインも記載されています、との値段と共に。

パリ散歩にレストランでのランチ

まずこちら素敵なアミューズ・ブーシュ。

パリ散歩にレストランでのランチ

ワインはコート・デュ・ローヌ産の白に。

パリ散歩にレストランでのランチ

前菜はヴォクリューズ(南仏プロヴァンス地方)のグリーンアスパラガスにクルミオイルビネグレットソース、牛肉のセシーナ(スペイン北部のレオン地方を発祥とする牛肉の生ハム)、シリアルパンのチュイール、かなり入念に仕上げられた繊細なお味!

パリ散歩にレストランでのランチ

メインは、ブルターニュ産のスケトウダラ柑橘系の果物で調理した有機ブルグル(主に中東や地中海地域で広く使用される食材で、全粒の小麦を蒸した後に乾燥させ、粗挽きにしたもの)、キャベツ、エンドウ豆、アルガンオイル入りソース・コランティエンヌ(魚料理に特によく使われるフランス料理の伝統的なソース)

パリ散歩にレストランでのランチ

最後デザートはコルシカ風ザボン、ビスキュイ、アマレット風味、アーモンドクラッカー、ティムット・ベリー・アイスクリーム。

パリ散歩にレストランでのランチ

キッチンは忙しいそう…ちなみに一番美味しかったのはデザート!それもそのはず、後で調べてみると同レストランのパティシエは日本人と判明、納得!日本人ならではの?繊細な味を感じたのかも知れません…。

パリ散歩にレストランでのランチ

とても繊細で美味しかったのですが、やはり今はこう言うガストロノミー系のレストランより地方や田舎の、いかにもローカルな、手作り感ある家庭的な、まるでおばあちゃんの味?的なレストランの方が好きだなぁと改めて実感。

働き出してこの20年、ヨーロッパ内の色々な国やアンティル諸島(カリブ海フランス領)を頻繁に旅行し、その都度その土地の色々な風味を味わってきて、特に若いと憧れで?よりシックな場所、シックなレストランを求めていたので、そんな経験を経ての今現在の自らのテーストになったのでしょう。

パリ散歩にレストランでのランチ
パリ散歩にレストランでのランチ

さて、ランチ後はアポがあったパリ1区からマレ地区を久しぶりに散歩。

パリ散歩にレストランでのランチ

住んでいると滅多にパリをぶらぶら散歩する事何てなく、忙しい普段の生活ではパリの美しさを感じる余裕もないけれど、

パリ散歩にレストランでのランチ

やはり街並み、目に入ってくる光景、風景にはふと目を見張る美しさがあるのがパリ…ただその美しい景観維持の為非常に不便、決して快適とは言い難いのもパリ…

パリ散歩にレストランでのランチ
パリ散歩にレストランでのランチ

マレ地区には建物の中庭に入れる場所も多くちょっと覗いてみるのもいいかも、中々素敵。

パリ散歩にレストランでのランチ

多くのギャラリーも点在し、

パリ散歩にレストランでのランチ

ふらっと絵画、写真展鑑賞も気楽に楽しめちゃいます。

シャンゼリゼ通り近くのちょっとお高いフレンチレストランでランチに、1区からマレ地区へ、ぶらぶらパリ散歩。

久しぶりにパリをぶらぶらしました…