3度目の移動制限を伴うロックダウンが解除された後の初の遠出旅行はフランスアルプス地方(Alpes)のオート=サヴォワ県(Haute–Savoie)。自分にとってフランス国内でとにかく何回行っても飽きる事がない場所と言えばこのオート=サヴォワ県と南仏コートダジュールでしょうか。それ程この二つの場所が好きです。多くのパリ人達はこの祝日つき週末をブルターニュやノルマンディーの海沿いに出かけた様?ですが、敢えて私達は山岳地帯に。
このアルプス地方の中でも特にこのオート=サヴォワ県は雄大な景色を誇り、去年からのあまりに長すぎる制限つき生活下にそろそろ限界を少しずつ感じていた為、とにかく雄大な景色を見てぱぁ〜と気分転換したくシャモニーに行く事にしました。ちなみにシャレー別荘はシャモニーから車で10分の街(いや村?) レ・ズッシュ (Les Houches)に予約。
さて、着いた翌日の朝は早々シャモニーへ。今回はまだコロナの為ロープウェイやメール・ド・グラス氷河 (Mer de Glace)行きの登山電車などは全部まだ閉まっていたのでそんなに標高が高い所には行けないのが残念でしたが、それでも十分にハイキングを楽しめる事を知りました。
まずシャモニーにある小さな湖、ガイヤン湖 (Lac des Gaillands)へ。モンブラン、モンブラン山脈を後ろに、その風景は雄大でかつ美しく、まるでその場で立ち止まってこの景色を見ていてもまるで美しい絵画だか写真を見ている様な錯覚を覚えます。
道路を挟んで反対側の岩崖ではアルピニスト達がクライミングの練習中。いつかモンブラン登頂を目指す人達でしょうか。
そしてその先には小さな湖はサンクレール湖(Lac Sinclair)が。このサンクレール湖からハイキングコースがいくつもあり、適当に行き先を選んで、、、プチバルコン(petit balcon、日本語で小さなバルコ二ーを意味します)と言う場所までモンブランを見ながらハイキングです。