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田舎でのんびり

田舎でのんびり

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4ヶ月ぶりにフランスの田舎の家で過ごした週末。お庭でランチを楽しみながら色々おしゃべり。ゆったりとした時間の流れを感じながらまるでバカンスの様な気分にもなりがちです。田舎でたまにのんびりリラックスする時間てとても大事であり、次週の備えにもなります。

4ヶ月ぶりに頻繁に同ブログで登場する サントル=ヴァル・ド・ロワール(Centre-Val de Loire)に住む彼の義父(義母の2番目の元旦那←ややこしい)英国人宅で週末を過ごしました。着いて早々バーべキューの用意を。

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前日夜に彼がマリネしておいたピロン、鶏骨付きもも肉とジャガイモを丸ごと早速グリル、赤ピーマンも最後に添えます。

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炭がなかったので、木で焼いたせいか炎が凄くて、ちょっと焦げ焦げですが、鶏肉の皮の部分だけです。

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日陰になる様、お庭の大きな木の下までテーブルを運びサラダを作り、赤ワインのボトルを開けて出来上がり!気持ちいい〜ランチタイムです。

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午後は、バドミントンをしたり、同じく一人で住むお隣のフランス人女性が来ておしゃべりをしたり、息子に本を読んでくれたり。

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この彼女、定年前はフランスの商業系グランドゼコール名門校であるHEC経営大学院で英語の教師をしていました。そして今は国連機関で働くアフリカ大陸の責任者である息子の安否を毎日心配しながら過ごしているそうで、アフリカセネガルに住む息子のお話をべらべら。

お隣のこの女性宅
お隣のこの女性宅

大陸内で襲撃され、銃撃を受けた国連の車の写真を見せてくれたり(←国連の車ってかなり頑丈で銃撃を受けても弾がガラス窓を貫通しない様で)、今年早々1月に現地でイスラミスト(イスラム原理主義者)にキドナップされてしまったチームの一員である30代前半の男性のお話など。キドナップされた国(アフリカの)の政府に交渉中で、もし救助作戦に参加してくれない場合には国連からの支援、援助を打ち切る、なんて交渉中らしいです。身代金を要求されているようですが、それに応じると、アフリカ大陸の外国人、国連職員が多くキドナップされ、その度に高額な身代金支払い要求に応じる事になってしまうので、この様な要求には絶対に応じないそうです。

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普段の生活でここまで凄い濃い会話内容は流石にインターナショナルな会話内容が多いパリでも聞かないし、平和な日本だったら尚更だし、田舎で随分凄い話を自分は聞いているなぁ〜と感じましたがとにかく興味深いお話でした。ちなみ息子さんが心配で、1日に数回 « ok »とだけメッセージを送らせているとか。生きている証のメッセージ。。。

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夕方はお馴染み1時間程家周辺をお散歩。牛達とまた出会いました。

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さて、翌日起きてまたお庭で一人で(←遅めに起きた為)軽い朝食。

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ランチは簡単マグロステーキを作ろうと思い、塩麹につけておきます。

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サラダを又用意して、ジャガイモとニンジンは蒸すだけ。ステーキソースは醤油とお酢、潰しニンニク、砂糖少量、とオリーブオイルでかなり手軽で美味しいソースが作れます。簡単でシンプルなランチですが、とにかく自然に囲まれたお庭で食べると一層美味しく感じます。

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ワインはいつも通りイギリス人がサンテミリオングランクリュ(Saint-Émilion grand cru) を用意。

グランクリュの各付けになるとやはりかなり美味しいワインなので、いつか、フランスやイタリアのワインルートでも旅したいねぇ〜何て話をしながら。フランス語ではルート・デヴァン(route de vin)と言い、シャンパーニュ地方だとルートデシャンパーニュ(route de champagne)と言います。

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ちなみに、イタリアのトスカーナにはキャンティルート(routes du Chianti)があるそうで、これがイタリア人友達曰く最高らしいです。ワインカーヴに立ち寄る事に現地のハム、ソシス類やチーズ類のつまみと共に試飲。あぁ〜私も一番キャンティルート(routes du Chianti)に行きたいかも知れません。