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マルセイユのベストスポットに美味しいレストラン

マルセイユのベストスポットに美味しいレストラン

マルセイユのベストスポットに美味しいレストラン

南仏マルセイユ絶景と美食のお勧めスポットLes Goudes(レ・グード)とその周辺、最高に新鮮で美味しいレストランをご紹介します!

前回に続き去年秋の諸聖人の(トゥーサン)のヴァカンスのお話し。リヨンの義姉宅に息子を預け、そのまま車でマルセイユまでパートナーと更に南下。何故息子は来なかったか?と言えばマルセイユは汚いし浮浪者が多いから行きたくない、と。。。

地中海の美しい海岸線に位置したフランス第二の都市マルセイユ。多くのフランス人、特に外国人にはマルセイユは危ない街何てイメージがあるけれど、実はマルセイユの一部の地域がそうなわけで、大都市で見られる傾向の一環でしかありません。

マルセイユのベストスポットに美味しいレストラン

青い海と温暖な気候で陽気な雰囲気を作り出しているこの港湾都市の魅力は実はかなり多岐にわたります。カラフルな港や岩の多い海岸線は、風光明媚な景観を創り出しており、古代ギリシャの植民地として紀元前600年ごろから存在したこの町には歴史が息づき、アフリカ大陸も近いためとにかく移民だらけでそのおかげで非常に多様性に富み、それが文化や芸術、建物、そして食文化、、、等に色濃く反映されているのです。海側から見たマルセイユの旧港の景観なんかは、ここは中東?マグレブ?と思わず自問してしまう程エキゾチックで、とにかくレストランでも中東やマグレブ、アフリカの食文化が交わった地中海料理が提供され、それが又本当に美味しく且つ日本人の口に合うのです、そうフランス一の美食街と言っても過言ではありません。

マルセイユのベストスポットにレストラン

そんな大好きなマルセイユ。以前に同ブログで紹介した旧港のすぐ近くの行きつけの美味しいレストランQuartier Libre (https://quartierlibre-marseille.fr/fr)でまずパリからここマルセイユに移住した友達と恒例ランチを。色々な国の風味が混ざったとても美味しい料理が味わえるお店です、しかもお手頃な値段で。

マルセイユのベストスポットにお勧めレストラン
マルセイユのベストスポットに美味しいレストラン

さて、今回のマルセイユ滞在では、ずっと行きたかったマルセイユのベストスポット、ベストレストランをご紹介!マルセイユ8区の南東部に位置するLes Goudes(レ・グード)。 

マルセイユのベストスポットにお勧めレストラン

Les Goudes(レ・グード)は、マルセイユ市内の喧騒から離れた場所に位置しており、静かで穏やかな雰囲気が漂います。

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そして岩の多い海岸線や透明度の高い地中海の水、起伏に富んだ地形が特徴で、不思議な感覚を覚えるエリア、まるでフランスではなくどこか遠い国にいる感覚に。

マルセイユのベストスポットに美味しいレストラン
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何だか異次元な世界を生み出している雲。。。

マルセイユのベストスポットにお勧めレストラン

かつて漁村として栄えていたLes Goudesには、伝統的な漁師の家や小さな港が残っており、これがこのエリアに独自の魅力を与えているのです。漁村内には新鮮なシーフードを提供するレストランやカフェが数店あり地中海の新鮮な料理を楽しむことができます。

マルセイユのベストスポットにお勧めレストラン

今回は漁港に面したレストラン L’Esplaï du Grand Bar des Goudes (https://www.grandbardesgoudes.fr/)でランチを。

マルセイユのベストスポットにお勧めレストラン
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こちら開放的な店内。

マルセイユのベストスポットにお勧めレストラン
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早速注文。

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決して安くはないですが、その分新鮮なシーフードへの期待感!

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まずはアミューズ・ブーシュ、何だったか忘れました。。。

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プロヴァンス地方の冷えた白ワインをボトルで注文。二人でボトル、って非常に珍しいのですが、この開放的でかつ陽気な雰囲気がそうさせた感じ。。。

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まずは前菜をシェア、タコのサラダ。味付けはガーリック、オリーブオイル、レモン汁、パセリ、とシンプルですが、とにかくプリップリッでパリで稀に買うタコとはレベルが違いすぎ!

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続いて、各メイン、鱸(スズキ)のタルタル、パニスのフライ添え(マルセイユの郷土料理の一つでひよこ豆のペーストでできた揚げ物/Tartare de Luop frites de Panisse)。これが又素晴らしく美味しく。白身魚のタルタルやセビチェ(Ceviche)って結構フランス国内の多くのレストランでサービスしていますが、ここのはもう最高、何故ってお魚の新鮮レベルが比較できない程だから。

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こちらはヒメジのフライパン揚げ(Rougets de Roche poêlés)。大体地中海沿岸ではオリーブオイルたっぷりで焼かれたフィレが多いですが、ここはヒメジをそのまんまグリル。これが又新鮮度がすごいので本当に美味しく。

と、20年以上のフランス生活でこんな新鮮なお魚を食べた事ない!と言うほど新鮮で美味しい料理でした。。。撮り忘れたデザートは至って普通でしたが、お会計は、勿論決して安くはなかったけれど、お魚の新鮮レベルに感動したレストランで納得、納得。ちなみに同レストランでは多くの人がブイヤベースを食べていましたが、好物であったブイヤベースは飽きてしまっていたのでこんなメニューにしましたが、とにかく美味しくマルセイユ一美味しいレストランなのではないでしょうか。。。

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オーナーも陽気でボン・ヴィヴァン(bon vivant)で最後には食前酒をサービスしてくれました。

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ちなみにこのボン・ヴィヴァン(bon vivant)とはフランス語で、人生を楽しみ幸せに生きる、そして洗練された美感に訴える楽しみに専念する人(特に良い食べ物と飲物)を指します。決して洒落ていず、等身大でそこが又良いのです。

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さて、しっかり食べてしっかり出費した後は近場をお散歩。

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その後はこのLes Goudes(レ・グード)の漁村を通り過ぎ、更に奥地のカランク・ド・カルロング Calanque de Callelongueへ。このカランク、カランク国立公園はフランスの絶景スポットとしても有名です。このカランクとは、断崖絶壁の岩に囲まれた、入り江のことを指し、正にその名の通り美しい景観に感動する事間違えなし、最高の景色が拝めます!

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まずはカルロングの小さな入江の漁村に車を止め、ハイキングコースへ。

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このハイキングコース入り口にはレストランがあり、そこで一度朝食をとりましたが、食事の方は美味しいのか?は分かりません。

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ただ、ここも結構なお値段です。と言うか、このLes Goudes(レ・グード)やカランク・ド・カルロング Calanque de Callelongueはパリやコートダジュールよりも?レストランがお高いです。ただ、魚の新鮮度を考えると納得です。

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さて、ハイキングの話に戻り、漁村のハイキングコース入り口から少し登っていくとこの絶景!

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私達は1時間弱程ハイキングコースを歩き、

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最初の小さなビーチに辿り着き、こちらでちょっと海水浴をして(10月末)、

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又引き返し、合計2時間程のハイキングをしました。

マルセイユの旧港や中心地から離れており、公共交通機関ではアクセスしずらいかも知れませんが、新鮮で美味しいレストランの食事、そして感動的な絶景は必ずその大変さを忘れてさせてくれるでしょう。ただやはり車でのアクセスをお勧めします。ちなみに夏のバカンスシーズンは避けた方が良いとの事。駐車場はすぐに🈵、そしてバスも混雑しすぎるかと。ハイキングコースでは熱中症にかかる恐れもあり、とハイシーズンを避けての訪問をお勧めします。

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またもやフランス国内で素晴らしい場所をを発掘できた喜びと満足感でマルセイユをあとにします。とにかくこのマルセイユ極東南部のLes Goudes(レ・グード)からカランク・ド・カルロング Calanque de Callelongueのエリアは壮観な景色が広がるマルセイユのベストスポットでしょう。

良かったらこのエリアの景色、風景を動画でご覧ください。