2023年夏のヴァカンス最終回。プロヴァンス地方~コートダジュールと南フランスを後にして 最後にパリに帰る(上る)前に寄ったのはアルプス地方オートサヴォワ県(Haute-Savoie)。海辺から山へ、このオートサヴォワ県での夏のハイキングが最高なのです!コートダジュールから高速でおよそ車で4時間。
到着日は月曜日、と多くのレストランの休日日。何とか見つけたMorillonと言う町にあるレストランLA PUZZEで遅めのランチ。ここオートサヴォワ県もパリやコートダジュールと同じくレストランが高めですが、同レストランはかなりお手頃(←特にランチメニュー)で中々美味しいのでお勧め。
前菜、地元の生ハムにメロン、
息子はボリューミーなルブロションチーズ(Reblochon)のハンバーガー、
そして彼と私はタリアッテレのブルゴーニュ風牛肉赤ワイン煮込み(bœuf bourguignon tagliatelle)。ここオートサヴォワ県はとにかく牛肉、お肉が美味しいのです。
さて翌自はまずその景色の雄大さに圧倒されるシ フェール ア シュバル(Sixt-Fer-à-Cheval)へ。
この先にある、以前同ブログで紹介したシルク デゥ フェル ア シュヴァル(Cirque du fer à Cheval)ハイキングコースの景色がとにかく凄い!お昼前から夕方にかけてのハイキング。まるで迫ってくる様なジフレ山脈(massif du Haut Giffre)。このハイキングコース入り口にはいくつかのシャレーレストラン、スナック、軽食店がありますが、
私達は用意していったサラダ弁当を河岸で。
ハイキング中疲れたり汗だくになったら、川の冷たい水をばしゃばしゃ手足にかければひんやり、すっきり。
羊達も暑さで皆岩陰に集まっています。
途中、いくつかの滝もあり。
とにかくここのハイキングコースの景色は凄く、凄い所にいるなぁと実感する場所でお勧め。
あぁ~、素朴でいい景色!
ハイキング後は道路沿いにあるスナック店で地元アーティザナルビールを。これが又美味しい!
こちらはハイキングコースから車ですぐのルジェ滝(cascade du rouget)。
写真や動画だとその凄さを感じられないかと?思いますが、ここも圧巻の景色なので必ず立ち寄る事をお勧め。
ここら周辺にはいくつかのスキー場があり、特に冬はここサモエンヌ(Samoëns)のスキー場が良いらしいのでいつか冬にスキーでもしに来たいなぁ。
そして今回必ずこのオートサヴォワ県で行きたかった場所が、、、アラッシュラフラス(Arâches-la-Frasse)にあるシャレーレストラン、アルパージュドラリオン(Alpage de l’Arion)。
標高1500メートルに位置する同レストラン。下の方に位置する駐車場に車をとめて山中を30分登っていきます。
このローケーションがとにかく好きで、しかも料理も最高!と、かなりのお気に入りレストラン。しかし、数日前の予約では遅過ぎで電話したら既に満席。それでも山を小さな子供と登ってきたのだから、憐れみで食事をさせてもらえないか?とちょっとポジティブに考えいってみましたがやはり断られました。
レストラン周りには牛だの、
豚だの、
ヤギだの、とすぐ皆料理されてしまうので、そりゃあ新鮮で美味しく、この景色、ロケーションが加わり言う事なし!のかなりのお勧めレストラン。予約はお早めに~。
ちなみに目の前は小さな湖。レストランでランチをしなくてもハイキングにもお勧めのエリアです。
仕方なく駐車場まで戻り、
車で数百メートル下った場所にあったレストランLes Mollietsへ。
勿論眺めのいいテラス席で。
ここでも又牛肉をオーダー。Entrecôteアントルコットと呼ばれる リブの部位で牛肉の最高級の部位。ちょっと高かったけれど、きっとそこらの山中の牛肉だし、パリではあまり牛肉は食べないので(←あまり美味しくないので)えぇいと注文、ここオート サヴォワ県のスペシャリテであるポテトフリッター添えで。ボイリュムがあり過ぎたけれど、大自然の中で食べる料理は最高!で、ぺろっとたいらげてしまいました。そして、やはり牛肉も肉肉しくとても美味しかったです。
そしてデザートはアルプス地方定番ブルーベリータルト。しっかり歩いて、しっかり食べた後は、6時間かけてパリへ出発!
このアルプス地方オートサヴォワ県の景色を良かったら動画でお楽しみください。