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退屈なフランス人義理家族の集まり

退屈なフランス人義理家族の集まり

退屈なフランス人義理家族の集まり

退屈なフランス人義理家族との集まり。まず絶対にキリスト教の国としては当たり前のクリスマス、クリスマスはかなり大勢の人数が集まります。そしてお誕生日会や週末ランチ。。。

退屈なフランス人義理家族との集まり。まず絶対にキリスト教の国としては当たり前のクリスマス、クリスマスはかなり大勢の人数が集まります。そしてお誕生日会や週末ランチ。。。

フランス人でもなくフランスに親や兄弟、従兄弟がいない私には特に大人数の義理家族の集まりは退屈。自分が外国人だから、と言うだけで無く生き方や価値観も全く違うという事も、又パリに住んでいるか地方に住んでいるかもかなり関係しています。しかし結婚してハーフの子供がいる日本人女性にとっては皆同じ様です。

毎年クリスマスにパートナーの家族親戚約15人が集まります。そして今年は25日のクリスマスに集まる代わりに今月21日に70歳になった義理母の誕生日会が先週末に。

退屈なフランス人義理家族の集まり

F1で有名な街ルマンのあるペイ・ド・ラ・ロワール地方のサルト県(Sarthe)にある大きなジット(gîte/フランス式民宿/旅館)を貸し切りで。パリから車で2時間半。高速をおりてからかなりの田舎道を走ります。

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夜18時開始と指定があり18時半到着。中に入ると大きなテーブルにセッティングがされています。それを見た瞬間又今夜も長くなりそうだぁ〜、と感じましたが案の定誕生日ディナーはアペリティフから18時半スタート、終了は24時でした。。。毎回の事ですが楽しいふりをして。しかし楽しいフリをするとその後に疲れがどっとくるんですよね。ただお食事はとても美味しかったのが救い。

ジット(gîte/フランス式民宿/旅館)経営の御夫妻。イルドフラン(Île-de-Franceパリを取り巻く地域)から定年後にこちらに引っ越しジット経営を始めたとか。彼らの手作りフレンチフルコースです(デザート以外)。

アペリティフは立食形式で二コラフィアットのシャンパンと。お手頃価格のまあまあ美味しいシャンパンです。このアペリティフでまず2時間。その後テーブルにつきやっと食事が始まります。

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前菜のサラダ。色々な野菜ミックスにスモークサーモン。軽くて良いですね。

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お口直しは洋ナシのアイスクリームにオー・ド・ヴィ (eau de vie)と言うブランデー系蒸留酒をかけて。かなり強いお酒とアイスクリームの甘さ、フレッシュさがとてもマッチして美味しかったです。

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メインはMarmite Sarthoise(マルミットサルトワーズ)と言うここサルト県(Sarthe)の最近有名シェフによって創り出されたローカル料理です。このサルト県(Sarthe)には名物料理がなく有名シェフが最近創り出した料理、つまりは伝統料理ではありませんがとても家庭的な味でじっくりと煮込んだ味がし、何となく子牛のクリーム煮込み(blanquette de veau)に似ている様な味でした。実際、野菜と鶏肉をじっくり白ワインと生クリーム、フォンドボーで煮込むらしいので似ていて当たり前ですね!

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そしてデザート。パリ中心地区では素敵で美味しそうなパティスリーがよく目に入ってきますが、フランスの田舎で売られているパティスリーはどうしてこうも雑そうで味も繊細そうでは無く、あまり日本人からしたら美味しそうには見えないパティスリーしか売られていないんでしょうかね?と思いながら味見してみると味は悪くなかったです、見た目は大雑把なパティスリーに見えましたが。

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幸いこの様な大勢の家族の集まりはクリスマスに年一回ですが、毎年12月のクリスマスが近ずくにつれて気分が沈みます(笑)。共通点がほぼ無く、しかも興味も全く無い人達との会話を強いなければいけません。おしゃべり好きなフランス人の前で黙っている訳にはいきませんからね。そしてプレゼント探し。日本、特に東京の様にパリは物が溢れていませんし物価も高いので、この食事会とプレゼント探しが正直毎年疲れストレスにさえなります。12月って1年で一番好きではない月かも知れません。意外とクリスマスがストレスになるフランス人も多い様です、人によりますが。