デモ、ストライキ大国フランス。フランス人てとにかく妥協する事なく自分の主張を通す為に行動を起こす人達、そしていつも愚痴っていたりレベルの高い冗談交じりで色んな事柄、人達を皮肉って嘲笑っている、と言うのが彼等。
マクロン政権が進めている年金改革に反対する労働組合などの大ストライキが12月5日から始まり、特にパリ市内の地下鉄、郊外とパリを結ぶ高速電車などもこの為朝2時間、夜に2時間しか運転されておらず、交通網が完全に麻痺。パリは大変な事に。。。
車、自転車、電気スケボー、電気一輪、とあらゆる手段で皆それぞれ会社へ。道はどこも信じられないくらい渋滞し、可笑しくなるほどの自転者通勤者があちこちに。私も仕方なく自転車で。
会社まではほぼセーヌ側沿いを西から東方向にパリ中心まで走ります。いつ見ても本当に汚ったないセーヌ側を横目に。この汚いセーヌ川、1960年だか70年代までは泳げる程綺麗な川だったんですがね。場所によってこの様にサイクリスト用に道が整備されていますが、一般に自転車は歩道では無く乗用車と同じ道路を走らなければいけないので気をつけなきゃ危ないんですよ。何度かあまりに急いでいて道が車で大渋滞していた為歩道を走行していたら、歩道を歩いていた見知らぬフランス人男性や老女から怒鳴られました、ここは歩道だ!自転車走行は禁止!と。勿論無視。構っている時間はありません。遠くにエッフェル塔が見えます。
少しずつエッフェル等が近くなり、16区パッシーの橋が見えてきます。
エッフェル塔前着。だいたい行きも帰りもこのエッフェル等前で疲れてきます(TT)。
そのまま真っ直ぐ走りアルママルソーへ到着。横目にダイアナ妃が亡くなったトンネルの上を通過。横目にダイアナ妃追悼碑を。。。
そのまま真っ直ぐコンコルド広場へ。相変わらず汚いセーヌ沿いを走ります。
コンコルド広場へ到着。
この石畳に自転車はガタガタでタイヤに悪そうです。。。
やっと最終リヴォリー通りに。チュイルリー公園と並行に走ります。向こうの観覧車、ルーブル宮につけばほぼゴール。
仕事前にチュイルリー公園のクリスマスマーケットドイツスタンドで生ビール買って観覧車をビールを飲みながら一周してから仕事に行きたい勢いです。
ほぼ終点ジャンヌダルク広場。
毎日片道1時間、往復2時間の自転車はきついです、かなりのハードスポーツで会社、自宅に着くと汗だく。たまになら悪くないのかも知れませんが毎日2週間往復自転車2時間は流石にきついですね。若くありませんし。特に帰りは仕事後なのでクタクタです。
こちら帰り道、ペニンシュラホテルの煌びやかなエントランス。クリスマスデコレーションが素敵で思わずパチリ。中でふかふかなソファーでカクテルか、暖かいお茶でも頂いて休憩でもしたいですが勿論帰途を急ぎます。
やってられませんね、この街は本当に。