大好きなイタリア。コロナのせいで2年間行っていなかったので、フラストレーションが溜まり放題。イタリアに行きたくてうずうずしていました(笑)。ただ滞在中に何かあってイタリアの病院何かに行く事になったら、何て思うと、いやいや今年も我慢。ってな事で今回の2週間の南仏滞在中にはせめて国境を越えて1日くらいはイタリアに行こう!何て計画をしていました。
南仏コートダジュールの東部からイタリア国境まではすぐ。日帰りで十分に行けるイタリアの街と言えば、フランスとイタリアの国境を接するリーグリア州の街ヴェンティミーリア(Vintimille)、そしてもう少し足を伸ばせばサンレモ(Sanremo)の街があります。ヴェンティミーリアは大きなマルシェで有名ですが観光地ではないので、サンレモまで二度行ってみました。
宿があるボーリューシュ(Beaulieu-sur-Mer)から高速だと1時間ちょっと。高速を使わず海沿いをゆっくり行くと2時間近くかかります。フランス国境からジェノヴァまではとにかくかなり高い高架橋が続きますが、イタリアのインフラは脆弱だし、この高速道路のジェノヴァ橋崩落の件もあるし、とちょっと怖いので最初は海沿いをちんたら行きましたが、色んな小さな街を通過する度に混雑しており、二度目は結局高速で。フランス側地中海沿岸(フレンチリビエラ)側はシックでゴージャスな雰囲気ですが、イタリア(イタリアンリビエラ)側は小さな農村も多くとても素朴な雰囲気です。
さて、サンレモの街ですが、かなりごちゃごちゃして人も多く混沌としていました。車も大渋滞で騒がしい街。何とか車を停めて早速中心地でレストラン探し。レストランが密集したいくつもの路地が交差しておりイタリアらしい雰囲気です。
最初にランチしたレストランはこの中心街の路地にあるLe Quattro Stagioni “Gaetano”と言う雰囲気の良いレストラン。
まずは、シチリア産シャルドネで乾杯。一杯飲むと、体がふぁ〜と感じる程かなり美味しいワインでした。ブルゴーニュ産のシャルドネをよく飲みますが、こんな美味しいシャルドネ飲んだ事あったか?な?
そして各パスタを注文。彼はパリパリべーコン、ピスタチオと黄色デーツ(←ナツメヤシの果実)入りストラッチャテッラ(straccatella) チーズのタリアッテレ。イタリア人にしか出せないかなりオリジナルな味で美味しい、と感嘆しながら食べていました。
息子は、グリルアーモンドと同じくストラッチャテッラ(straccatella) チーズ入りジェノベーゼリングイネ。
私はズッキーニ トロンベッタ入りボンゴレに。どれもやはり本場、イタリアの味。フランスでは食べれない味ですね。
パンも中々美味しかったです。
デザートは、赤いフルーツ入りティラミスとイチゴのリコッタクリーム。
雰囲気のある路地レストランで、イタリアを久しぶりに感じながらの美味しいランチで大満足。
イタリアサンレモの美味しいレストラン : Le Quattro Stagioni “Gaetano”