パリ4区ボージュ広場( place des Vosges)にヴィクトルユーゴー(Victor Hugo)の家がありますが、実はパリ郊外 イル・ド・フランス ( Île-de-France)の91県 に彼はセカンドハウス、邸宅(maison littéraire de victor hugo)を所有していたそうで週末に訪問してみました。パリから車でおよそ40分弱でしょうか?自然に囲まれた閑静な住宅街に、かなり手の行き届いた広大な土地、そしてお城が。。。実はここ、ユーゴーの大ファンであるある日本人が買い取り、日本人アソシエーションに管理させているそうです。意外ですね。何でもフランス人はこの広大な土地に老人ホ−ムを建てる予定だったとか。邸宅、いや、お城の訪問はガイドつきなりますが、ガイドを聞いていてふと耳に残ったのがユーゴーの愛娘の悲劇。帰宅してから調べてみるとこの女性、15歳くらいの時にある男性に夢中になり、父親の反対を押し切り数年後に結婚。幸せも束の間。たった19歳の時にセーヌ川上で乗っていた船が転覆し溺死。しばしば思うのですが、我が身を忘れる程?の強すぎる恋愛というのはどうも後々不幸、悲劇をもたらす様な気がします。恋愛というのは自分自身を見失うことなく程々が良いと思いますが難しいですよね。あるフランス文学者の一言、幸せな恋愛は束の間、恋愛の悩みは一生続く、何て言葉がありました。。。