イタリアトスカーナ州でのヴァカンス最終回。一週間目に滞在した小さな中世の村ヴィコピサーノ(Vicopisano)の宿を後にし更に州内を南下。二週間目に民泊Airbnbで予約した宿は温泉で有名な町モンテカティーニ・テルム(Montecatini Terme)の小高い山の頂きにある素敵なお家💖。
大きな門が開けられ車でそのまま入って行きます。
門から家まで結構距離がありとても広い敷地で手入れも完璧に行き届いています。
御両親から受け継いだと言うこの大きな邸宅。広過ぎるので正面右側半分を民泊Airbnbとてしてレンタルする事にしたそうです。
このレンタル期間はお庭も滞在客用として使い放題。
お庭に小さなジャグジー付きプールがあり(一見すると噴水の様ですが)ガーデンファーニチャーも充実しています。
このお庭からの眺めは最高~✨。まるで〇〇平野?の様ですが、いやいやここはイタリアトスカーナ。
お家の中は、まず入り口玄関から入るとすぐにサロン、リビングルームになっており、
その左側奥がダイニングルーム、
右手奥に寝室、
鏡台が素敵です。
そして左奥にバスルームがあります。
とてもきちんとした雰囲気で、置いてある調度品も中々素敵。
毎朝朝食は入り口玄関のすぐ前にある小さなテラステーブルで。
ランチや夕食は、近くのスーパーで買ってきた物を軽く料理したり出来合い品で手間省き。
それでもとても美味しく、こんなトスカーナの自然に囲まれた田舎の素敵なお庭のテラスで食事をとれる幸せ。
何てゆったりとした優雅な時間。
イタリアトスカーナ州はフランス特にパリと比べ食品類がかなり安く、又野菜やお惣菜、肉類などの種類が豊富です。
しかもフランスのそれらよりもかなり美味しいのです。
息子はとにかくプールで大はしゃぎ。
こちらはオリーブの木の下でちょっとしたアペロタイム。
あぁ~、トスカーナでのゆっくりとした時間。これぞ人間らしい生活ってもの。パリでのせかせかしたストレスフルな毎日、狭いアパルトマン生活。本当にたまに馬鹿馬鹿しくなるし、ふと、あんな生活をパリで続けていていいのだろうか?と自問もします。ただ、そんな毎日を過ごしているからこそこの様なヴァカンスでのゆったりとした優雅な時間をより楽しめ、その良さが分かる訳です。
さて、こんな素敵な宿を満喫しながら、大家に教えてもらった近場の小さな町を訪問したり、美味しいレストランへもお出かけ。宿から車で20分弱で行け、お庭正面からも見えるモンテカティーニ・アルト(Montecatini Alto)の町へ。
とても小さくこじんまりとした町ですが中々素敵な町で、そこまで観光化されていないのが又魅力的です。
大家曰く夜が特に素敵との事。
そして近場の大家お勧めのレストランにも2店へも行ってみました。
一店目は、モンテカティーニ・テルム(Montecatini Terme)の隣町ボルゴ ア ブッジャーノ(Borgo a Buggiano)にあるLa Taverna del Vin Vinoと言うレストラン。何の変哲もない場所にあり、しかも店員達も何だかかなり地味と言うか、野暮ったい雰囲気で、本当にこのレストラン美味しいの?何て着いた時点でふと思った程。しかし結局、流石大家のお勧め店、トスカーナの典型的な美味しい郷土料理をしっかり堪能する事ができました。
何品もオーダーしてシェア。ちょっとコッテリめの料理です。こちらラヴィオリ系。
個人的にはこの極太パスタとリボリータスープ(Ribollita)がとても美味しかったです。
こちら、牛肉、チキン、ソーセージのメイン。
トスカーナ産ワインも勿論かなり美味しかったです。トスカーナ地方のオーセンティックな郷土料理って食べた事がなかっただけにとても美味しく満足なディナーでした。
こちら、店内。サマーシーズンの為皆テラス席で食事をとっていました。
大家お勧めの二店目は、モンテカティーニ・テルム(Montecatini Terme)にあり、宿から徒歩ですぐ近くのMontaccolleと言うレストラン。小高い山のほぼ頂きに位置した眺めの良いテラス席でのディナー。こちらは雰囲気も客層もよりシック。同レストランでも何品もオーダーして皆でシェア。
生ハムプロシュートにメロン、と野菜のフラン クリームチーズ添え。
シーフードパスタ、ポルチーニ茸のタリアテッレそしてフレッシュトマトのニョッキ。
シーフードフライ盛り合わせに、
柔らか~い牛ヒレ肉、ソースは何だったか?忘れましたが確かチーズ系。
こちらはラム肉のグリル
トスカーナ滞在最終日とあり、やはりワインはトスカーナ産のボトルを2本もオーダー。
フランスワインも好きだけれど、トスカーナのワインも本当に美味しい🤤
とても美味しかったのですが、やはり、以前にも書いた様に、トスカーナでは、と言うよりイタリア全般かも知れませんが、シックなレストランより家庭的なレストラン、郷土料理の方が美味しく感じます。この2店目は、パリや東京の高めのイタリアンレストランでも食べれそうなお味でした。
又思い出に残る素敵なヴァカンスをイタリアで過ごせました。イタリア好きのメンズファッションエディター、ディレクターである干場義雅氏が、イタリアを知るとライフスタイルが豊かになりますしあたたかくて、優しい気持ちになるはずです、何て最近ソーシャルメディア上に書いていましたが、正にその通り、同感!
最後に又動画にしてみましたのでご覧ください。