大西洋に面するバスク地方やボルドー、ビアリッツなどのフランス南西部ヌベルアキテーヌ(Nouvelle-Aquitaine)。その中で内陸部側の端っこに位置するクルーズ県(Creuse)に他の友達と家を購入したからいつか来て欲しい、とある友達から言われており息子に最後の夏休みを、と思い8月最終週末にちらっと行ってきました。ちらっと行くには遠過ぎて片道車で約5時間です。
このクルーズ県、最近よくフランス人の間で耳にする県。何故なら、フランスで一番失業率が高く、不動産が安く友達数人のフランス人が同県に田舎の家を買おうとしている為。ただ、コロナウィルスロックダウン後には多くの都会に住むフランス人が田舎に家購入探しに走っており若干不動産額も上がったとの事。
初日は指定されたヴァシヴィエール湖(Lac de Vassivière)ほとりの旧プチシャトーレストランへ、と言ってもかなりカジュアルなレストランのテラスです。
ちなみにこの辺りには多くのダムによって人口的に作られた湖が幾つもあり同湖もその一つ。
この旧シャトー、現在はアーチストの長期滞在用レジデンスとして使用されており、その為ヴァシヴィエール湖畔(Lac de Vassivière)からこの旧シャトーレジデンスの周りはアーチストの作品がちらちらと見られます。
人口的に作られた景色なんでしょうけど、ここら辺はなんだか日本の素敵な高原リゾート地を思わせる様な景色。
この旧プチーシャトーの後方には現代アートビ美術館があり訪問、しかし正直あまり良くはなかったです。この美術館の周りもとにかくだだっ広く非日常的風景。その中をお散歩します。
敷地内にはスケットボードを楽しむ場所まで。
さて、散歩後は友人宅へと向かいます。このクルーズ県、とにかく緑、自然ばかりであまりに何もなく、従って人口も勿論少ない県の一つです。