レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年にあたる去年2019年10月から始まったルーヴル美術館でのレオナルド・ダ・ヴィンチ展。完全日時予約制(時間までも!)で2ヶ月前に予約。展来会が始まった10月24日前までに既に世界中で20万枚以上のチケットが売れ、企画、準備に約10年を要しうち5年間は特に外交上の交渉が難航。それでも英国女王、ヴァチカン、ビルゲイツ、ロシア(エルミタージュ美術館)、世界のコレクショナー達から主に集めれられたレオナルド・ダ・ヴィンチの作品数は史上最多の模様。
最近全く美術館にいかず、しかもルーヴル美術館に何て行くのは一体何年ぶりでしょうか?それでもこればかりは行ってきました。
思っていたより小規模な展覧会でしたがそれもそのはず。彼の作品はそうは多く残っていませんので。
鬼才な彼の作品に加え絵画の額縁が凄くて!そちらの方にびっくり。ま、世界のコレクショナー達から集められたのですからそりゃあ額縁も凄くて当たり前ですよね。
洋服ならその洋服を引き立たせる、際立たせる人によって着られる事によってその洋服の価値が更に増す、と思いますが絵画ではそれが人ではなく額縁にあたるんでしょうねぇ。
いくつもの絵画が赤外線リフレクトグラフィーと言う、絵画に赤外線を照射して、その下層に隠されている元の絵を見つける技術で展示されていました。
又科学分野では多くの彼の研究手記なども。
この展来会の入場券でルーブル美術館全部回れるので、ダヴィンチ展の後は、息子が興味を持つエジプト部門だけ見ました。
たまにやはり美術館に行くのもいいですね、普段しない事をする事により又頭が刺激された気がします。結局時間があまりなくダヴィンチ展とエジプトだけになりましたが、又近く違う部門も見に行きたくなりました。やはりルーブル宮殿と言う特別な場所で色々な歴史の詰まった作品を鑑賞できるのもパリならでは、ですね。