フランスで一番日本人が多く住んでいると思われるパリ西部ブローニュの街。治安もかなり良く、街の景観もブローニュ北部特にブローニュの森近くの住宅街はとても素敵であり、生活必需品の商店なども豊富に揃っており、日本人にもとても住みやすい街。
このブローニュに美味しい中華料理店を発見しました。以前から気になっていたレストランで、コロナ疫病下ではパリの中心で外食とは簡単にはいかないので遂に試しに食べに行ってみました、ネット上での批評もかなり良かったし。
前菜にまず好物の北京スープ。この北京スープとはフランス語でスープペキノワーズ(soupe pékinoise)と言いますが、日本ではお馴染みの酸辣湯(サンラータン)の事。フランスの中華料理店、中華料理惣菜屋なら必ずあるスープ。酸味もよく聞いていて疲れた身体を癒してくれる様な。かなり洗練された味で今まで飲んだ中でここの北京スープ (酸辣湯)が一番美味しいと思ったくらい。ちなみにこちらでは何故か?北京スープと言いますが、四川、湖南料理との事。日本では麺入りの酸辣湯麺が主流ですが、 « この麺入り酸辣湯(サンラータン) は赤坂の中華料理店「榮林」でまかない料理として生まれたもの »らしいです。参考に
メインには、鳥、牛肉系、そしてナスのお料理。このナスの料理が又最高に美味しかったです。軽く揚げて?中華らしい味付け。
これに広東チャーハンに焼きそば、そして青島ビール 。
フランスでとても美味しい洗練された中華料理店を見つけるのってかなり難しく、結局どこの地区にでも必ずあるお惣菜屋の中華ですませてしまう事がほとんど。しかもどこの中華も大雑把で脂っこい味。
ここの中華料理は全料理洗練されたお味で脂っこくもなく。家の近所にこんな中華料理店を発見できかなり嬉しいですねぇ〜。
このブローニュの美味しい中華料理店、シャトー通り(Rue du Château)にあるDosla (119 Rue du Château, 92100 Boulogne-Billancourt)と言います。外観、内装からはフレンチレストランの様な雰囲気で全く中華料理店の雰囲気がないのですが、そこがまたシックな感じで良いですね。