引き続きフランスシャンパーニュ地方。素敵なホテルオステルリーラブリケトリ (Hostellerie La Briqueterie)で一泊した翌日はパリに真っ直ぐ帰れる様コンチネンタルブレックファーストで十分に腹ごしらえ。パリ着を15時前と予定しており2時間弱程時間がありせっかくだからとワイン発祥の地や葡萄畑でもさっと見てから帰ろう、とエペルネー(Épernay)へ。横目にモエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)の本社や有名なシャンパーニュ通りを通過しそのまま更に10分くらい車で北に走るとドンペリニヨンの村オーヴィレール(Hautvillers)に到着します。
村と言うにはちょっと失礼なくらいシックな雰囲気、いや高級感さえ漂っており、この村はとにかく周りを広大な葡萄畑で囲まれておりその眺めが又素晴らしいのです。
このオーヴィレール(Hautvillers)には昔修道士であったドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)がいた修道院オーヴィレール聖ペテロ修道院(L’abbaye Saint-Pierre d’Hautvillers) があります。この修道院にシャンパンの発明者の一人であるドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)が今も眠っており、この村オーヴィレール(Hautvillers)とこの修道院は世界遺産にも登録されています。
とても小さな修道院なのですが何だかドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)と関わりが深いせいか、やけに存在感の大きな修道院に感じました。ちなみに現在はLVMHグループのモエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)社の所有物、所有地に。
こちドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)が眠るお墓。
外に出ると丁度修道院の鐘が鳴り響きます。シャンパン、そして ドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)の起源地、発祥地でこんな鐘の音を聞けるのに感慨無量。
このオーヴィレール(Hautvillers)村は高台に位置するのでどこからでも下方に高台な葡萄畑が見渡せ、村内、村周囲あちこちに他者のシャンパン生産業社の工場なのか?本社なのか?カーヴなのか?業社の建物が見られます。
修道院から5分くらい歩いた所から見えた広大な葡萄畑。朝方雨が降っており遠く下方には雲がかかった小さなどこかの村が見渡せ何とも幻想的な景色でした。
実はこのオーヴィレール(Hautvillers)と言う村はホテルに置いてあったガイドにお勧め観光地として記されていた事により知りふと来てみたのですが、ドン・ペリニヨン(Dom Pérignon)の地とは知らなく(村の名前さえ聞いた事無く)又とにかくシックな雰囲気、空間であり脳が随分刺激されパリに帰ってからの一週間の仕事育児生活がかなり充実した物になった感じがします。
常に未知の発見、そして目と肌で色々な事を直接感じる事っていくつになっても大事だなぁ何て実感しました。
時々、機会を見つけて外出しなさい。
そして、リラックスしよう。
外から帰ってくると、
あなたの判断はより確かなものになります。
いつも仕事にへばりついていると、
あなたは、判断力を失ってしまいます。
正にレオナルド・ダ・ヴィンチ の言う通りですね。↑彼の名言。
シャンパン自体には別に特別興味が無かったのですがこの短時間のオーヴィレール(Hautvillers)村訪問がかなり良かったので又シャンパーニュ地方行きたいと思います。オーヴィレール(Hautvillers)からパリへの高速入り口まで又葡萄畑の中を走り続けます。