ブルゴーニュ地方の小さな村モントレアル(Montréal)を後にし、車で北上。パリに帰る前に寄ってみたかったシャブリ(chablis)の街へ。フランス辛口白ワインと言えばやはりシャブリ。ワインの産地として有名なだけに一体どんな街なのか?と思い。
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シャブリは小さな街で徒歩で街を軽く一周できます。街内にあちこちカーヴ(cave) があり試飲、ワイン購入も勿論その場で可能。
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ボルドー、シャンパーニュ地方もそうですが、ワインやシャンパンの産地って何処もシックな雰囲気が漂っており、この小さな街シャブリも例外ではありません。街中にあるワイン生産社の重厚感のある建物のせいもあるかも?知れません。
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街の横にはすぐ広大なブドウ畑が広がります。このシャブリは石灰質の土壌でミネラルを多く含み、そのミネラルがキレのあるシャブリ特有の味に貢献しています。使用されるブドウ品種は全てシャルドネ種。
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普段は軽くてフルーティーな(そしてより安い)シャルドネや同じブルゴーニュでも他の白ワイン、又はアルザスのワインを好んで飲みますが、やはりきちんとした料理にはシャブリをいただきたく、そう頻繁には普段飲まないワインです。
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さて、大好きなレストラン巡り。シャブリで1、2番目に美味しいレストランでランチをしたい、と思い訪れたホテルレストラン Au Fil du Zinc。Hôtel de Vieux Moulinと言うホテル内に入っています。
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実はちょっと驚いたのですが、シャブリで一番好評の良いレストランLes Trois Bourgeons。調べてみると日本人シェフ3人のレストランであり、わざわざシャブリで日本人シェフのレストランに行くのもあれかなと思い2番目に好評のAu Fil du Zincを選んだのですが、予約後に同レストランもシェフが日本人である事に気付きました。
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つまりフランスを代表するワインの産地の一つであるシャブリで1、2に美味しいフレンチレストランが日本人シェフって凄い事だなぁ〜と一人で感心。
さて36ユーロのランチコースメニューを。6歳の息子までもコースメニューを余儀なくされ、、、何て贅沢な!!!仕方ありません。普通お子様メニューとかが用意されていたり、特別にサービスしてくるのが一般的ですが。。。
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まず、アミューズブーシュ(amuse-bouche)。鰊(にしん)の燻製のヴルーテ(Veloute)、とにかく美味しかったです。
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前菜はラディッシュ(フランスの大根)と洋梨のタコのグリル。どうやってここまで美味しくグリルしてどんなソースをかけたのかは分かりませんが、こちらもかなり美味しかったです。
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ちなみに彼と息子の前菜はこちら、かぼちゃの一種であるバターナッツ スクワッシュのタルト。
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メインは皆豚肉系にしたのですが、ジューシーで何だか洒落たフレンチ風トンカツの様なお味で、ソースもやはりお醤油だかオイスターソースだかがかなり少量まざっており日本の味がちょっぴりしました。
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ワインはせっかくだからシャブリ プルミエ クリュ(chablis premier cru)をグラスで。このコース料理にとても合いコースメニューの味を引き立たせます。
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あまりデザート派ではないのですが一応。
日本人シェフは、この世界的に有名な小さなワインの産地でシャブリのワインに合うフレンチに日本のテーストを若干融合させたフレンチメニューを創りあげているんだなぁ〜と又一人で感心。凄いですね。フランス人て誇り高き人種でひとくせありますが、本当に良い物は良いと認め、その才能を讃える人種であるので、栄誉ある事かと。
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ちなみにシャブリのワインには各付けがあり、上からシャブリ グラン クリュ(Chablis Grand Cru)、シャブリ プルミエ クリュ(Chablis Premier Cru)、シャブリ(Chablis)、プチシャブリ(Petit Chablis)とあり、今回シャブリ プルミエ クリュ(Chablis Premier Cru)を飲んだのは初めて。やはりより格の高い味わいでした。
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次回又シャブリに行く機会があれば、日本人シェフ3人からなるレストランLes Trois Bourgeonsを試してみたいと思います。