フランス海外県カリブ海に浮かぶ島グアドループ。この島はバステール島とグランド・テール島と言う二つの島から構成されています。この二つの島の周りの海は本当に綺麗で、バステール島側は山が多く熱帯森林に覆われており多くの川や滝が存在し、グランド・テール側は平坦、サンゴ礁に囲まれ大西洋にも面しています。
バステール島からカリブ海沖にクジラやイルカ、ウミガメなどを見に行くツアー船が出ており、又ダイビングもこのバステール島からの出発になります。まだ若い20代半ば、ダイビングツアーに参加して近くでウミガメを見たりイルカを見たりする経験をしましたが、感動というよりはそんな大きな動物が近くを泳いでおり気持ち悪かった、というかぞっとした、と言うのが正直な感想で、あまりダイビングは好きではありません。
カリブ海にはオニカマス(バラクーダ)だっていますしね!実際ゴジエ(Gosier)と言うビーチでバラクーダに噛みつかれ重症を負った本土のフランス人がいます、もう何年も前のことですが。。。
今回はクジラでも6歳の息子に見せてあげようか?何て思いましたが、いつもより滞在日数がかなり短く時間を要すツアーであり、又ツアーに参加しても100パーセントの確率でクジラを見れる確実性は無いとの事で(約90パーセントの確率との事)、今回は2時間の潜水船ツアーに参加。ちなみに潜水船からもバラクーダを見つけました(💦)。前回のダイビングをした場所と同様、潜水船も有名なフランス人海洋探検家、海洋学者であるジャック=イヴ・クストー(Jacques-Yves Cousteau)の名に因んでつけられたクストー自然保護区内を遊覧します。
バステール島の西側にあるブイヤント(Bouillante)と言う街からの出発。同ビーチから多くのツアー船やダイビング船が出発します。
カリブ海の海の色は本当に透明ブルーで、人々を陽気にしてくれるこの海、雰囲気、気候を肌で感じながらアジア人がほぼ皆無の同島にいる自分が不思議に感じます。フランス人と言えば何だか冷たい顔の人が本土ではほとんどですが(特にパリ人はひどい)、フランス本土からのフランス人の表情も皆にこやかで明るいです。
一度潜水船はクストー自然保護区内で30分間皆が泳げる様にと停泊してくれます。
泳いだ後はカリブ海の特産プラントゥール(Planteur、ラム酒とフルーツジュースのカクテル)をサービスしてくれ、カリブ海系のミュージックであるズーク(Zouk)などを聞きながら帰途へ。
岸に到着したら、勿論ビーチにあるレストランで生ビールと大好きなアクラ(accra)をいただきます!