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パリの華やかさ

パリの華やかさ

パリの華やかさ

コロナ禍第5波にもかかわらず、クリスマス市再開やブラックフライデーで多くの欧米人観光客で賑わった先週のパリ中心部。秋冬の普段のパリは陰鬱な雰囲気で活気がありませんが、こんな彼等の存在こそがパリを華やかにしてくれるのです。

現在再びヨーロッパではコロナ感染が拡大をしており、フランスでもここ数日感染者が三万人越し。数日前にはフランス保健大臣オリヴィエ・ヴェランが、ワクチン接種三回目をほぼ義務付け。2回目摂取後7ヶ月以内に3回目を接種しなければ衛生パスは無効になる、と発表。えぇぇ~デモクラシーは何処へ~?とちょっとびっくり。

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幸いまだ今の段階でフランスはワクチン接種率の低かった東欧やお隣ドイツ、オランダの様なより深刻な事態にまでは至っていませんが、早い段階で何らかの措置をとっておきたいのでしょうね。結局マクロン大統領が2回のワクチン接種をほぼ義務つけた事により?フランスは、感染者数にかかわらず、現在の所まるでコロナ禍に生きている、と全く感じない雰囲気に包まれています、勿論衛生パスがある人に限りますが。。。

パリの華やかさ

さて、先々週末からフランス国内のクリスマス市が各地で始まり、先週はブラックフライデーでした。米国発祥のブラックフライデー(Black Friday)。

パリの華やかさ

毎年11月の第4木曜日に行われる感謝祭の翌日の金曜日に行う小売店やデパートなどの大幅セールを意味しますが、フランスにもしっかり浸透し、毎年同じ期間にブラックフライデー、つまり特別セールが行われる様になりました。

パリの華やかさ

その為会社のあるパリ中心部サントノーレ地区は外国人のショッピングエリアでとても賑やか。

パリの華やかさ

フランス語よりも外国語の方がより頻繁に聞こえてきます。英語、イタリア語、ドイツ語、オランダ語、スラブ系言語…等とにかく外国人がかなりパリに来てその滞在を楽しんでいる事が分かります。

パリの華やかさ

そう、夏休み前から欧米人は比較的自由に外国を行き来し、9月下旬のレディースパリコレ期間中も以前ほどとは行かなくてもかなりの外国人の業界人達がパリに来ておりパリの華やかさが少し戻った様な気さえしました。欠けていたのはアジア勢。。。そしてクリスマス市再開やブラックフライデーで、パリに遊びに来ている外国人達でサントノーレ地区は先週かなり華やいでいました。

パリの華やかさ

華の都と言われるパリ。一体何が華?と普段は思ってしまいますが、そう、パリと言う街を実際に華やかに毎回しているのは、地味な格好で地味に暮らすパリの人々ではなく、パリに遊びにやってくる外国人の裕福層であり(又はパリコレ期間中にやって来るファッショナブルな外国人達)、この外国人達がパリから消えると、パリは美しい外観だけは維持していても、陰鬱な活気のない街になり、国民は物価や税金の高さ、政府の色々な政策に文句をつけてデモばかりしている臭く(美しいそこらの石畳の路地はいつも尿の匂いがたちこみ)汚い街になってしまう、と言うのが自分目線のパリかも知れません。

パリの華やかさ

自国がコロナで事態が悪化していてもパリで楽しむ欧米系外国人達。彼等にとってもちょっと特別な街であるパリ。

パリの華やかさ

洒落た格好でショッピングを楽しむ彼等の姿、スタイル、ファッションや、そんな外国人で賑わう華やかなパリこそが私も好きですが、クリスマスシーズンや年末までこんな雰囲気が続いてくれるのか?変異株も又出てきて、アジア、日本とは正反対に国境をあまりにコロナ禍にも関わらず自由に行き来できる事で又フランスも事態が悪化していくのか?気になる所です。