現在世界的に大ヒット中の映画トップガンマーヴェリック。フランスでは周りにリピートして見に行った人がいないので大きな声では言えませんが、先週３回目を観に行きました。３回行ってやっと満たされた感（何が？）。。。密かに１９８６年のトップガンが好きで、中学時代の１４歳？の時に友達に誘われて彼女宅でビデオで見たのがその始まり。サウンドトラックも大好きでCDも当時買っていた程。ちなみに現在の世界的興行収入ランキングは、勿論アメリカ、の次にイギリス、日本、オーストラリア、フランス、そして韓国、となっているそうです。意外にフランスも上位に入っていました。
コロナ禍で予告編を見ると、中国資本だと書かれておりちょっと残念、何て思いながら忙しい生活の中で映画公開日何か気にしている暇もなく、息子の学校の友達の父親から見てよかった、と聞き、おぉ忘れてた、と早速先月中旬見に。
１９８６年のトップガンとほぼ同じ映像に音楽で始まり、もう出だしから青春時代に引き戻され高揚感に包まれます。そして中国資本で消えていたはず？のマーヴェリックの革ジャンには日本国旗を確認し、彼のバイクは相変わらずカワサキ。日本人としてやはり嬉しく思い、その後の展開にワクワクしながらの鑑賞。ちなみに何故革ジャンに日本国旗が戻ってきたか？興味がある方は
前作を思い起こすようなシーンとともに、前作よりもよりよく映し出された各若手パリロットやマーヴェリックの葛藤や心理描写、それに人間関係、友情、恋愛、戦闘機のダイナミックなシーン、ラストは感動的に終わる、と言うかっこいいアクションかつヒューマニティーに溢れた映画でもあり、最後には涙をためずにはいられません。コロナ禍や忙しい生活で何か忘れかけていたこの様な感情、エモーションを掻き立てられ、久しぶりにおぉ異世界にいた気分で映画館を出ます。
ハリウッド映画でもこの様なビッグプロダクションで迫力満点の映画ってここ長年ずっとなかったし、今後もすぐには現れるとは思えない？ので周りでまだ見ていない人、全然興味のなかった人にも勧めまくり。そして前作からシナリオが軽いアクション兼ラブストーリ映画だと決めつけていて興味があまりになく断固として見に行かない、と言っていた彼にも半ば強制で見に行かせました（笑）。
本物志向のトムクルーズの意向でグリーンスクリーン、CGを使用せずリアル撮影、と言う全身全霊をかけての撮影、この彼の凄い情熱が、同じく映画主人公マーヴェリックの海軍、若手チーム、戦闘機への情熱と合い重なり、それが又この映画の魅力でもあると感じました。ここまで情熱を注げる事物があると言うのは幸せだなぁ〜と。そして前作と同様使用されている音楽も又素晴らしく、トップガン程映像と音楽が一体化した映画があるだろうか、とさえも思ってしまいます。今回は特にレディーガガの主題歌<Hold my hand>が最高！
さて、来年公開のトムクルーズの新作ミッションインポッシブル。実は３年半前程、パリ中心で同映画の撮影が行われていました。会社前の通りやその付近が通行止めになっており頻繁にある事なのですが、その日はトムクルーズのミッションインポッシブルの撮影と聞き、こんな近くにトムクルーズが来ているのか、何て思ったほど。しかしファンでもなかったしわざわざ外に出て見に行きませんでしたが、今なら見に行っていたかも知れません。そんなんで、新作はパリやイタリアが舞台の様で、この本物アクション志向のトムクルーズの次回ミッションインポッシブルは初映画館に見に行こうかと思っています。