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企業倒産と失業

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企業倒産と失業

コロナウィルス感染拡大下での自粛生活の影響で3月から日本のメディアでは企業の倒産のニュースが続々と流れていますが、フランスは3月からのロックダウン開始から5月11日まで倒産関連のニュースは全く流れておらず、少し疑問にさえ思っていた程。

コロナウィルス感染拡大下での自粛生活の影響で3月から日本のメディアでは企業倒産のニュースが続々と流れていますが、フランスは3月からのロックダウン開始から5月11日まで倒産関連のニュースは全く流れておらず、少し疑問にさえ思っていた程。実はロックダウンにより経済活動が突然ストップ、その後は急劇的なコロナウィルス感染増加で経済よりもとにかく感染拡大の詳細、つまり感染入院患者数、集中治療患者数、死亡者数そして感染拡大防止の方へと関心が集まっていた為でしょうか。

実際、5月11日の外出禁止、制限解除後に始めて倒産、倒産危機の企業のニュースが放送される様になりました。勿論、自動車大手ルノーや航空会社エアフランスなどの危機のニュースは流れてはいましたが、両社の様なフランスを代表する大手企業にはフランス政府が介入します。

家具屋大手Alienaが会社更生手続きを開始、そしてフランスでは30パーセントの洋服店、ファッション店は店舗の再オープンが不可能になり完全に閉店、業務停止、と初めて数日前に耳に入ってきました。飲食店が日本と同様一番悪影響を受けている様にも捉えがちですが、アパレル店舗も同様です。

企業倒産と失業

フランスで今後予測される失業者数はおよそ80万人。米国での失業者数は既に3600万人。米国での失業者数はフランスの人口のおよそ半分に相当します。

パリ市内では既にこのコロナウィルス感染拡大前でも商業物件は、営業権、家賃の高さ等であちこち空物件が目立ちテナント、入居者が見つかるまでにはかなりの時間がかかる状況でした。

車で通ったり、歩いているだけでもあまりに目立つその数の多さに驚かさられる光景でした。今後更に酷くなるんでしょうね。世界的な観光都市でさえもこの様なあり様。誰もが予期しなかった大変な時代がやってきてしまいましたね。。。